機械紹介 プラスチック樹脂の判別を誰でも!! 2021.07.20 いらっしゃいませ!! 梅雨も明けて暑い日が続いてきましたね。。。 さすがに冷房をつけて生活しないと、身体を壊しそうなくらいの暑さです。 最近、本ブログの内容を踏まえてお問い合わせが増えてきました! SNSも少しずつやり始めていますが、海外からの連絡がとても多く、 外国語を本格的に学ばないといけないと思い始めています。 もちろん国内でも「ブログ記事が参考になる」など、嬉しい言葉をいただいていますので、 引き続き、どんどん記事を作っていこうと思います!! さて、本日はプラスチック樹脂の判別機についてお話いたします。 この機械は山形県にある株式会社山本製作所にて製造しています。 実際に問い合わせをしたところ、すぐに担当者とお会いすることもでき、 とてもスピーディーにご対応いただきました。 本日はその時の内容をお伝えしていこうと思います。 それでは、いってみましょう! プラスチック材質判別機「ぷらしる」 実は本機械のことは、発売当初から気になっていたもので、 本業界にいらっしゃる方なら経験あると思いますが、 例えば、工場の現場で原料の確認をする際どのような樹脂か判別できれば とても便利であると考えていました。 今までは商材原料として扱う際にも、プラスチックを燃やして判別をするという 経験値が必要でした。正しい樹脂を正しく判別する際に、 どうしても手間がかかってしまっていたのです。 もちろん、燃やして判別する方法は判別方法の基本ではありますが、 燃やして発生した煙が人体に影響を与えてしまう可能性が少なからずあります。 本機械は新入社員や業界未経験の方であっても、プラスチックを判別できる機械であり 個人的にも興味を持っていました。 それが、「ぷらしる」という判別機械となります。 ぷらしるの特徴 細かくは記載できないのですが、簡潔に特徴をご紹介します。 ①近赤外線分光による、ハンディタイプのプラスチック判別機 ②個人の手触り、弾力、匂い、燃え方などの経験則の依存から統一的な判別への切り替え ➂現場教育用や簡易的な樹脂判別を現場で可能にする。 ➃測定対象物に近赤外線を当て、対象から反射した光の波形を測定 ⑤ぷらしるに登録されている12種類のプラスチック波形データを照合し判別 (登録されていない商材は不明と出ます) 12種類のプラスチック判別可能な樹脂は下記画像をご覧ください。(画像は10種類) 判別可能樹脂: PS、PP、PMMA、PC、LDPE、HDPE、PET、PVC、PA、ABS、PBT、POM 実際に使ってみた!! はい!実際に「ぷらしる」を使ってみました! 実際に測定にかかった時間はわずか数秒!! 私の普段使用している名刺は再生PETを使用しているので、 実際に判別してみたところ、見事に「PET」という判別結果になりました。 特徴にも記載した通り、樹脂の波形をもとに判別をしているようなので、 例えばPP,PE複合の場合は、、、(画像があればよかったのですが・・・) PP:80% PE:20%というように、メインのPPが判別対象になります。 その商材ですと、PPの波形に近いからPPに判別されたということですね。 いずれにせよ、 プラスチックの判別をスムーズに実施したい工場や営業担当など、持っていてれば、 その場での判別ができる使用用途や使い勝手に様々な可能性がありそうです。 販売実績も順調に増えているようなので、 これからは更なる機能拡張が期待できるかもしれませんね!! また、ゆくゆくは家庭用などにも改良できれば、 家庭ごみでの分別徹底にもなにかしらの貢献ができることもあるかもしれません。 今後に期待したい機械です! もし、ご興味ある方いらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。 詳しくお話しさせていただきます。 それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大機械紹介, コラムぷらしる, 山本製作所, 判別, 業務用, 資源プラスチック, SDGs, プラスチック, リサイクル プラ輸出のバーゼル法該非判断基準更新 「ボトルtoボトル」ローソン・セブン・イオンが施策強...