1. HOME
  2. ブログ
  3. 情報共有
  4. 運搬効率改善でSDGsに貢献

BLOG

ブログ

情報共有

運搬効率改善でSDGsに貢献

いらっしゃいませ!

本日は、SDGsの観点から情報共有をいたします。

今回は、SDGsを踏まえ私たちの業界に影響する、

廃棄物運搬車の配車についてです。

参考サイト:

なぜ廃棄物業界で起業?ファンファーレ創業者2人に聞いた

※上記サイト内容を踏まえて、記述していきます。

現状の配車システムを大幅に変えることのできるシステムを構築しいている

スタートアップ企業の会社です。

廃棄物に限らず、運送会社への配車依頼はどこの業界でも、

アナログになっていることも多いかもしれません。

このような業種へのスタートアップ企業が増えていくと良いですね。

それでは、いってみましょう!

人工知能に仕事を取られる?

まずは、率直に私の記事内容に対する意見を述べたいと思います。

この廃車計画システムの記事を読み、病院の看護師の勤務計画システムと似ていると思いました。

専門的にはこういう問題の言い方があるのだと思いますが、

どちらも人数や車などの数が増えると指数的に計算が難しくなります。

3人で5か所くらいならそれほど難しくなくても、

30人で50か所を公平にとなるとEcxelで表を作ってというやり方では厳しくなってきます。

記事にあるように産廃廃棄の場合は回収先と廃棄先があってそれぞれに個別の条件もある。

このような仕事をIT(コンピュータ)で解決していくというのは重要で効果的なことだと思います。

配車の課題は何?

家庭ごみは回収の曜日やルートがある程度固定化されており、

これをいかに効率化するかに重きが置かれるのに対し、

産業廃棄物の収集運搬は固定化されている要素が少なく、

排出事業者の要望に沿った柔軟な対応が必要です。

サイト内の動画でも紹介されている通り、

排出事業者にとって遅滞のない配車への期待は大きいですが、

収集運搬ドライバーの不足によりすぐに配車ができないというケースは本当によく発生します。

また、多くの事業者で配車計画がかなりアナログ的に管理されている。

度々となりますが、個人的には本サービス(自動配車)への期待は大きいといえます。

最近、廃棄物処理事業者(収集運搬・処分業)とAi/IoT事業者との関わり方が大きくなっており、

これまでは廃棄物処理事業者側が業務改善の一環として、

デジタコ導入、配車システム構築(外注)を行うなどの改善を行ってきました。

しかし、廃棄物処理業におけるAi/IoT活用可能性への期待が上昇するにつれて、

これまであまり接点のなかったAi/IoTスタートアップの参入や、

大手ICT事業者のAI/IoTのサービス部門によるソリューション開発が

目立つようになってきています。

まだまだ、作業改善(コスト削減・リサイクル率向上)を主軸とするリサイクル現場と、

AI/IoTによって新たな価値やビジネスを創出したい(実証フィールドとして活用したい)

大手AI/IoTサービスプロバイダーとの間に、考え方の開きが感じられることもあります。

この点で、本記事紹介内容のAi/IoTスタートアップは、

うまく仲介しているのではないかと思います。

現状の廃棄物処理にはまだまだ合理化されていない多くの課題がありますので、

このような、Ai/IoT事業者にも積極的に提案していただき、力を貸していただきたいですね。

SDGsとはどのようなかかわりがあるか?

本当にこの業界に限らず、素晴らしい取り組みであると思います。

さて、SDGsとはどのような関連性があるかを考えてみましょう。

SDGs(持続可能な開発目標)には大きく17の目標があります。

※SDGsについてはこちらを参照ください

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

17のゴールのなかで、本案件はどのゴールを達成していると思いますか?

目線によって正解はたくさんあります!(不正解はありません)

本記事内容では、3つのゴールについて達成できる案件と考えています。

①8.働きがいも経済成長も

②9.産業と技術革新の基盤をつくろう

➂12.つくる責任、つかう責任

上記3つを選んだ理由は、上記記載の意見から考えています。

例えば、AIを使用して運送効率を上げるのであれば、

「13.気候変動に具体的な対策を」という考え方もあります。

17のゴールは明確でわかりやすいですし、良い意味で広く解釈ができます。

企業を通じていなくても、一人一人の個人で動けるということを覚えていただければ幸いです。

次回予告!

SDGsの難しさはトレードオフの関係をどのようにクリアするかということが

挙げられます。リサイクル関連で例えると、、、

「リサイクル品を使って、環境にやさしくしなければならない」とわかっているのに、

「今は石油が安い!費用対効果を考えるとリサイクル材は高い!」

この業界ではよく聞きますね。

あちらを立てれば、こちらが立たず・・・

難しい問題なのかもしれませんが、

本企業のようにとにかく考えてトレードオフを活かしてけるように

私も活動を続けていきたいと思います。

さて、次回は「SDGsの基礎」をお伝えできればと思います。

(8月下旬から、業界情報が多く出てくる見込みなので、予定変更あり得ます)

それでは、いってらっしゃい!

関連記事

ロコモーティブSDGs経営併走支援サイト
ビジネス雑誌 Qualitas 有限会社ロコモーティブ 青山力大