情報共有 2020年2月の廃プラ輸出統計 2020.05.01 いらっしゃいませ! 今回の記事は廃プラの輸出統計について、情報共有をいたします。 実は、後ほど出てきている表については、すべての情報をお伝えしている訳ではございません。 本記事をご覧になっていただき、もしご興味があれば「お問い合わせ」より、ご質問等をいただければと思います。 ただし、下記の輸出統計をまとめた表と現在(4月末)時点では タイムラグが発生してしまうことは、ご理解ください。 タイムラグ分については、都度記事の内容に追記して、補填をいたします。 それでは、早速行ってみましょう! 2020年2月 廃プラ輸出 ※当社調べ 2020年 2月の廃プラ輸出統計 ()内は前年同月 品名 国名 2月輸出数量(t) 単価・FOBキロ・円 ポリエチレン ベトナム 4,553(2,147) 31.5(37.8) マレーシア 2,505(3,205) 31.2(37.0) 他国を含めた合計 10,944(13,958) 34.1(36.8) ポリスチレン マレーシア 6,706(4,747) 38.9(44.6) タイ 838(1,762) 40.1(51.3) 他国を含めた合計 10,273(10,096) 43.3(53.8) 塩ビ インド 2,153(1,273) 42.5(44.5) 台湾 1,988(2,394) 31.9(28.1) 他国を含めた合計 5,589(5,501) 35.6(31.1) PETフレーク ベトナム 3,367(1,684) 49.2(42.7) 台湾 2,649(953) 52.9(45.2) 他国を含めた合計 6,664(10,187) 50.3(44.0) ポリプロピレン マレーシア 5,013(5,922) 30.4(29.4) 台湾 1,770(1,511) 41.4(22.3) 他国を含めた合計 10,140(14,011) 35.0(32.1) 4月末時点の輸出状況 (弊社所感) おそらく、3月以降の統計は上記表とは大幅に変わってくる見込みです。 【ポイント】 ・原油価格の先物取引価格がマイナス ・各国の工場の閉鎖 特にマレーシアでは、3月18日~4月14日まで活動制限令が発令されている。 (期間はその後2週間以上延期) 5月以降の動きがどのようになるか・・・ 【ロコ貿易の所感】 ・4月末時点の輸出感覚では、上記表の向け地については大きく変動はないかと考えております。 (単価や数量については大幅に変動する可能性がありそうです。事前契約している場合は除く) ・EU方面では一部段階的に経済活動を再開させると情報もありますが、一気に稼働するのは見込みにくい。 ・韓国経済の状況が悪化しており、PET関連については10~15円ほど単価減。 ・ベトナムの経済が再開し始めることを踏まえると、5月以降はベトナム向けへの輸出が増える見込み。 いかがでしたでしょうか。 今回は数値を含め、皆様に情報共有をさせていただきました。 皆様からの反響があれば、引き続き弊社所感を踏まえ記事にしていこうと思います。 それでは、行ってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大情報共有, コンサルティング廃プラ輸出, インド, 有限会社ロコモーティブ, 韓国, 株式会社ロコ貿易, タイ, 台湾, 海外輸出, ポリエチレン, ポリスチレン, PETボトルフレーク, ポリプロピレン, ESG投資, SDGs, マレーシア, ベトナム, バーゼル条約, 東南アジア, プラスチック, リサイクル 業界の状況をリサーチ 「プラスチック=資源」という転換を起こせるか