皆さん！いらっしゃいませ！！

本日はとても嬉しいニュースが入ってきております。

（https://www.buzzfeed.com/jp/asamitogi/irohasu-recycled-bottles）

「いろはす天然水」が100％リサイクルボトルに！！

今日はこの記事について、共有できればと思います！

いきなりあえての反論内容です。

おそらく、このようにお考えではないでしょうか。

①そもそもPETボトルを使わない方法があるはず・・・

②ペットボトル飲料に使われるエネルギーの殆どは輸送なので、パッケージをどうしようと殆ど変わらない。

③マイボトルにすれば、そもそもいらない！

反論内容としては、一理ある・・・と私も思います。

今回はPETボトル100％リサイクルの話ですが、PETボトル以外にもPET（ポリエステル）は世の中にたくさんあります。

皆さんが普段着ている衣服は、ほとんどポリエステルではないでしょうか。

マイボトルにすれば、PETは必要ないと単調に考えることは待っていただきたいです。

そもそも今までの技術的にも、一度使用したPETボトルをリサイクルしてもう一度PETボトルにすることも困難だったのです。

ストローやコップ、レジ袋などが削減されてきています。

紙への代替が多くあります。（サトウキビストローなどは別で考えてください）

確かに、単一の紙だけであればプラスチックの発生量は抑えられるかもしれません。

しかし、単純にコストが高い面が挙げられており、中小企業はシフトしにくい部分があるでしょう。

また、紙だけでの代替では私たちの生活に大きな影響を与えるでしょう。

例えば、、、最近ニュースにもなった、電子レンジ対応の紙容器です。プラスチック削減に効果あると思いますが、

おそらく、紙の内側には様々なプラスチックがコーティングされていると思います。（要は、中身の汁物や香り、熱、湿気などを防ぐバリア）

現状の技術とコストを踏まえると、単一原料での代替はかなり困難であると推測します。

ただ、上記のような複合代替原料でも、現状のリサイクル技術ではしっかりと分別されていれば、

リサイクル循環に載せることはできます。（それでも手間はかかりますが）

世界の流れは環境に考量する方向に動いていることは間違い無いです。

最初の話に戻りますが、「PETボトルを使用しない。」と言うのは簡単です。

以前のブログにも記載していますが、今の段階だと仮に代替品が出てきたとしても、海洋プラスチック問題などは避けられないでしょう。

むしろ紙が大量に海に流れそうです。

細かい話ですが、マイボトルも寿命はありますし、もし良いデザインや機能性が高い商品などが出てきた場合、

結局マイボトルも使い捨てになってしまいます。

結局、堂々巡りです。

リサイクル技術者やメーカーは日々努力しています。

消費者一人一人の資源への意識を変えていくことが何より重要です。

消費者の皆さんは、プラスチックを捨てるときどうしていますか？

最終ゴールはプラスチックを使用しないと言うことになるのでしょうが、

今回の100％ボトルリサイクルについてはゴールへの第一段階と大きな一歩だと思います。

自治体や企業でPETボトルの「自粛ムード」が広まる中であったとしても、リサイクルボトルの展開は広がっていくことでしょう。

それでは皆さま、いってらっしゃい！