いらっしゃいませ！

本日は、とある企業様のSDGｓの導入事例と想い

についてお話ししていきたいと思います！

習うよりも慣れろ！ではないですが、

実際にSDGｓを導入するための活動秘話などを聞いており、

これからの導入をご検討されている企業様にとっても、

有意義な情報になるかと思います。ぜひ、ご参考になれば幸いです。

それでは、行ってみましょう！

この想いを持っているのは、

埼玉県にある、家族で経営されパートさんが10名ほどの

服飾のグレードアップリメイク＆セミ・オーダーを手掛けているアパレル企業です。

昨今、話題になっている海洋プラスチック問題の多くは衣類等から出ている

繊維くずが問題とされています。

服を捨ててしまう、大切にしない・・・

その中で、いかに持続可能な衣類を提供するかを真剣に考えていらっしゃる企業様ですね。

地元の方に愛され、地元メディアにも紹介され持続可能な社会を目指しています。

何故SDGｓに興味を持ったかという視点ですが、

まずは企業理念の達成方法の一つとしてＳＤＧｓをツールとして

使うことができるのではないか？

というところが最初だったそうです。

ここまでは各企業が体系的に企業理念を打ち出していましたが、

「自社の企業理念を自他企業や消費者をつなぐ架け橋になると考えた」

この企業様は下記の内容にてSDGｓに貢献しています。

【生まれ変わる服で、社会に貢献する】

内容として、

グレードアップリメイクでは、眠っていた毛皮、着物、スカーフなどを、

トレンドに合わせたデザインに仕立てしなおすもの。

思い出の詰まった良質な洋服が、また活用できる一着に蘇ります。

さらに、サイズが合わなくなってしまった洋服。

通常、サイズダウンはできても、

大幅なサイズアップをすることは、なかなか難しいもので、

「捨てるアパレル」に変貌してしまう可能性を持っています。

個人的に驚いたのは、

400万もする着物にハサミを入れることがあるというエピソードですね。

いずれにせよ、グレードアップによって、

とても丁寧に仕立て直し見違えるほどになり、

想いと共に形を残すことができるということです。

この問題は、各社に悩みをもたらしているのではないでしょうか。

お伺いしたところ、

難しい言葉を使わず、シンプルにご教示いただきました！

それは・・・

「だれのために？何のために？働いているかを従業員と一緒に考えた！」

この一言ですね。

役員はもちろんですがパートさんにもしっかりコミュニケーションを取り、

些細な会話から、互いの信頼関係を作っていくことが重要であるとのことです。

特別な会議やセミナー等で学んだわけではなく、

自身の想いを素直に伝えたことによって、互いの信頼関係を築いていったそうです。

アウトサイドイン＆インサイドアウト・・・

この言葉皆さん覚えていますか？

復習がてら、簡単におさらいしておきましょう！

(過去ブログもご参照ください）

SDGｓはアウトサイドインの考え方を重視せよ！

アウトサイドイン：社会の要請(課題)に基づいて考える思考法

インサイドアウト：企業がSDGｓに取り組むうえで現在の事業に基づいて考える思考法

さて、実はここには経営者ならではの悩みがあります。

それは、「利益にするにはどうしたらよいか」です。

持続可能な社会を作るためには利益は必須ですよね。

ただ、難しいことにアウトサイドイン＆インサイドアウトだけでは、

達成が困難ともいわれているのが事実です。

実は、この内容がSDGｓの始まりといってもよいのではないかと思います。

情報発信はSNSを含めた様々なツール等あると思うので、

実践のイメージはできると思います。

ただし、やみくもに自身の価値観を他社（他者）に伝えても、

独りよがりの発信になってしまうでしょう。

先ほどにもありました、互いの信頼関係(関係の質)を高めることがまずは重要です。

関係の質を高める・・・家族や友人と関係の質を高められた時のきっかけはなんでしょう？

もしかしたら、そこに関係の質を高めるヒントがあるのかもしれませんね！

私個人では、ある程度見つけているのですが、

これは個々人で考えていただくのが良いと思います。

いかがでしたでしょうか。

個の企業様の力を借りて、リメイクを繰り返し、

親世代から子供に受け継いでもらう、そんなこと考えると

親としてはうれしいのではないでしょうかね！！

実践的にSDGｓを導入し経験している方からのお話しでしたので、

私自身もリアル部分を感じ取ることができ勉強になりました。

日に日にSDGｓという言葉がメディアに取り上げられる機会が多くなりました。

SDGｓについて、知りたい！企業導入したい！などご要望ありましたら、

ぜひ、ご連絡いただければ幸いです。

それでは、いってらっしゃい！