今日は、「過去・他人・天気は変えられない」というテーマでお話しします。

過去は変えられない

過去は変えられませんよね？ここは異論はないと思います。
何があったか、どんな出来事があったかはもう変えることができません。
過去にこだわるのではなく、今何ができるかにフォーカスすることが大切です。

天気も変えられない

また、天気も変えられないですよね？どんなに努力しても、
天気は自分の力で変えることはできません。
天気予報を見て、傘を持って行くかどうかを決めるのがせいぜいです。
気象兵器のようなものは置いておいて…ですが。

他人は変えられるのか？

ただ、この他人については、変えられると思っている人が多いです。
例えば、会社経営で言えば、従業員やスタッフです。
スタッフにイライラしたり、意識を変えたいと思ったことありませんか？
また、変えようとして色々苦労したことはないですか？

他人を変える努力は無駄

ハッキリ申し上げますが、その努力は無駄です。
なぜなら、変えるべきなのは、相手や他人ではなく、あなた自身だからです。
社長が変われば、スタッフが変わります。スタッフのことを駄目だと思っていたり、
使えないと思っているのは、あなたがダメだからです。
相手は自分の鏡です。その鏡にいくら怒っても意味がありません。

家庭でも同じ

これは会社の中だけに限った話ではありません。
家族や家庭においても同じことが言えます。相手を変えたければ、まず自分が変わる。
ちょっと宗教っぽい話に聞こえますが、紛れもない真実です。

会社を変えるためには

他人や相手、スタッフや従業員でなく、
会社を変えたいと考えるケースも同じです。
会社も法律上認められた法人格であり、１つの人格になります。
その会社を変えたいと思っているのであれば、社長であるあなたが変わる必要があります。

社長の器と会社の規模

よく、会社の規模と社長の器は比例すると言われます。
自分自身を振り返ると、本当にその通りだなと実感します。
人間的に成長したなと思いますし、社長としての器も大きくなったかなと思います。
その点については、スタッフにも言われることがあるので、勘違いではないと思います…笑。

自分を変えるのは難しい

しかし、この器を大きくするというのが、そう簡単にはいかないですし、大変なんです。
自分を変えることは難しいからです。
人や物の見方や考え方は、なかなか変えることができません。
しかし、それを変えないと乗り越えられない試練がやって来ます。

自分を変えないとクリアできない課題

会社を経営している経営者であれば、本当に色々な問題が起こるなぁと思われるはず。
その課題や難題を１つずつ乗り越えて今があるかと思いますが、
この自分を変えないとクリア出来ない課題や難題は、
乗り越えるのが非常に大変です。
例えば課題をクリアできていないと離職率に直結することが考えられます。

離職の原因は自分にある

離職や退職が非常に多かったのですが、
その原因は全て私自身にあったと今では分かりますが、
その当時は離職する相手のせいにしていました。
今思うと、本当にダメな最低な経営者だったなと思います…涙。

全ての物事の原因は自分にある

「全ての物事の原因は自分にある」経営者や起業家は、
こう考えられるようになるべきです。
辛いですし、頭がハゲそうになりますし、ストレスも溜まり、胃も痛みます…笑。
しかし、会社で起こる問題の原因の全ては経営者である社長にあります。

社長が原因の問題

年商規模が大きくならないのも社長が原因。
集客やセールスが上手くいかないのも社長が原因。
商品やサービスにクレームが多いのも社長が原因。
社員やスタッフが育たないのも社長が原因。
チームワークが悪いのも社長が原因。取引先と揉めてしまうのも社長が原因。
優秀な人が会社に来ないのも社長が原因。

社長業は修行

こう考えると社長業って修行ですね…笑。
ドMな人でないと務まらないとも言えます…笑。
冗談はさておき、全ての原因が社長にあるからこそ、
会社の９割以上は社長次第で決まります。

このように、会社経営や人間関係において、
変えるべきは他人ではなく自分自身です。
自分が変わることで、周囲も自然と変わっていくのです。