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人手不足の裏技

1.シルバー人材センターとは
シルバー人材センターをご存じでしょうか。
全国の市区町村に設置されている公的な仕組みで、
主に60歳以上の高齢者の方に、仕事や業務をアウトソースできる制度です。
単なる福祉施策ではなく、
「経験・技能・時間」を社会に再循環させるための、かなり実務的な仕組みでもあります。

企業側から見ると、人手不足を補うための“静かな即戦力”という位置づけになります。

2.なぜ今、注目すべきか
会社の中を冷静に見渡すと、
正社員がやらなくてもいい仕事
アルバイトを雇うほどでもない仕事
一時的・断続的に発生する仕事
こうした業務が、意外と多いはずです。

人手不足の時代ですが、すべてを採用で解決しようとすると、コストも時間もかかります。
シルバー人材センターは、その「すき間」を非常にうまく埋めてくれます。

3.お願いできる仕事の幅
シルバー人材センターの対応業務は想像以上に広いです。
単純作業だけ、というイメージを持っていると少し驚くかもしれません。

専門技術分野では、パソコンの設定や経理補助、資格試験の試験官など。
技能分野では、裁縫、障子の張り替え、植木の手入れなど。
事務分野では、筆耕、庶務、一般事務作業。
管理分野では、物品・駐車場・建物の管理。
軽作業では、封入、清掃、伝票仕分け。
サービス分野では、家事支援、出張美容、モニター業務まであります。

業務の幅広さは、ほぼ「会社にある仕事の8割は何かしら当てはまる」と言ってもいいレベルです。

4.実際に活用して感じた強み
実際に活用して特に良かったのは、手書き作業と封入作業です。
お客様に送る手書きの手紙を、社員が対応すると時間も集中力も奪われます。
シルバー人材の方にお願いすると、1枚数円単位で丁寧に書いていただけました。

同梱物の封入作業も同様です。
工場に外注すると最低ロットや単価が合わないケースでも、柔軟に対応してもらえます。

「安いから助かる」というだけでなく、
仕事が丁寧
納期を守る
責任感が強い
この3点は、正直かなり大きなメリットです。

5.コスト感という現実的な魅力
シルバー人材センターの最大の強みは、やはり委託料の安さです。
時給換算しても、一般的なアルバイトより低く抑えられるケースが多く、
しかも採用コスト・教育コストがほぼ不要です。

「利益を生まない作業を、いかに低コストで回すか」
この視点で見ると、かなり合理的な選択肢になります。

6.使い方はとてもシンプル
使い方は難しくありません。
「市区町村名+シルバー人材センター」で検索すれば、該当エリアの公式サイトが出てきます。

その後は、
電話かメールで問い合わせ
業務内容を伝える
見積を取る
この流れだけです。

思っているよりも、かなりあっさり話が進みます。

7.人手不足時代の現実解
人を雇う、育てる、定着させる。
これはこれで重要ですが、すべてをそこに寄せる必要はありません。

「社員がやるべき仕事」と
「外に出していい仕事」を切り分ける。

その選択肢の一つとして、
シルバー人材センターは、かなり現実的で、再現性の高い手段です。

人手不足で悩んでいるなら、
一度は検討する価値のある仕組みだと思います。

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