2022年最大リスクはチャイナショック!?
日本でもついにオミクロン株の感染者が増加してきました。
蔓延防止重点措置が取られているエリアもありますが、
今後日本全体としてはどのようになっていくか・・・緊急事態宣言が再発されるのか。
ビジネスの移動にも制限がかかってくるであろう予測もありますね。
オミクロン株は感染力はデルタ株の3倍程度とされているようです。
今後、10日間程度で感染者数が爆発的に増えそうですが、
世間的には、オミクロン株は弱毒性で重症者数は多くはならない。
ブースター接種と治療薬の承認が間に合えば春には問題は落ち着くだろうという予測が一般的ですね。
結果はまだどうなるかわかりませんが、医療体制のひっ迫等は避けていきたいですね。
さて、今回は私個人で2022年起こりうるリスクをお伝えしていきます。
タイトルの通り、オミクロン株影響によるチャイナショックのことなので、
予想しやすいかもしれませんが、よろしければ私の見解をご覧いただければ幸いです。
北京オリンピックによる感染拡大
オミクロン株が増加したとはいえ、日本国内ではまだ許容ができる範囲であると思います。
ただ、世界を見ると感染者が急増していることはご存知だと思います。
その中で注視しているのが、中国の感染者の動向です。
来月の2月4日には北京オリンピックの開幕します。世界中からオリンピック関係者が北京に集結。
アメリカやイギリスの政治ボイコットは人数の総和から比べると影響は少ないかと・・・
選手団やスポーツ関係者がこのタイミングに数万人規模で入国することで、
中国国内の感染者は増加するでしょうし、東京オリンピックでも発生しましたが、
選手の無断外出等により、感染対策の抜けも起こりうると思います。
どうやら、オリンピックでは外国人の観戦客を受け入れない方針ですが、国内の観客は受け入れるとのこと。
しかし私も調べて知ったのですが、オミクロン株については中国のシノバック製の
ワクチンが効かないと報告されているようです。
仮に、ワクチン効果がないとした場合、世界中から人が集まる中で感染が広まると、
本格的な新型コロナの国内大流行が起きるリスクがあるのではないでしょうか。
日本の年末年始の国民の移動ですら感染拡大しているのですから、中国+世界規模となると・・・
結果、世界経済が再度大混乱に陥りそうです。
最近、大手社長にて2022年の景気の予測が発表されましたが、おおよそ好景気と回答がでていました。
日経平均株価は年末までに34,000円になるという予測も出ていましたね。
予測は予測で良いのですが、仮にチャイナショックが起きたらどうなるか?
というリスクも今のうちに検討しておいて損はないと思っています。
リスク1 工場のストップ&物流滞留
現在、日本国内では値上げをはじめ、半導体不足や原油高、円安など生活にも影響が出ています。
結果として、国内争奪戦が始まりインフレになる可能性があり企業成長が見込める可能性がありますが、
そのあたりは今回割愛します。
ただ、想定していなかった「中国の工場の稼働停止」が加わるというのがチャイナショックは大きなリスクです。
過去2年間、欧米でロックダウンが行われ、日本でも緊急事態宣言で外出制限が行われる中で、
マスクなど一部の商品を除いてモノ不足が起きなかった最大の要因は、
中国が早期に新型コロナの封じ込めに成功し、中国の工場が稼働し続けていたという点です。
生活用品から産業に必要な原材料まで、中国から安定して物資が日本に輸入され続けていたことが、
コロナ禍の下での生活の安定につながっていました。
2022年、オミクロン株の中国での拡大次第では、
2022年の世界経済が大混乱に陥るかもしれないというリスクを想定しておく必要があると思います。
リスク2 ワクチンが中国に流れ始める
中国工場ストップの後に発生しうるリスクとして、医療体制つまりワクチン不足が考えられます。
要は、中国のワクチン(シノバック製)がオミクロン株に効果がない場合、
中国人口14億人がワクチン不足になりうるストーリーです。
もし、そうなれば日本へ供給されているモデルナやファイザー、
さらには新型飲み薬などがなくなるということです。。。
(政府がどこま約束を取り付けるかはわかりませんが、少なからず足りなくなりそうです)
あくまでモデルナやファイザーも企業でありビジネスですからね・・・
今後ワクチンの争奪戦が始まり、ある意味争奪戦に勝った国が経済復興へのスタートを
一番に切ることができるのではないか・・・と考えると、中国は黙ってみている理由はなさそうですね。
今後新しい変異株が出るかはわかりませんが、少なからずチャイナショック発生した場合は、
ブースター接種などの対応が大幅に遅れ、結果ワクチン効力が切れ、日本でも感染拡大再発、、、
と、少し悲観的ではありますがなんとなく想像ができる未来です。
リスク3 観光業の影響が継続する
日本経済は北京オリンピックが無事に終了することを前提にストーリーを立てているのかもしれません。
つまり、インバウンド等が復活し日本経済の復興が近道となるというストーリーです。
オミクロン株が中国で蔓延すれば楽観シナリオは後退し
オミクロン株が中国を席巻する事態になれば、この楽観ストーリーは大きく後退します。
仮にオミクロン株が弱毒であることが明確になり
騒動が早期に収束したとしても、
それでもインバウンドの回復は半年~1年以上の単位で遅れることになるでしょう。
なにより、チャイナショック発生の有無が争点になるのですが、こればかりはちょっとわかりません。
少しマイナスなことばかり書きすぎてしまいましたかね・・・
あくまで私個人の見解ではありますので、そのあたりはぎご了承ください!!
中国では春節と重なる部分がありますので、
現在のプラスチック環境に大きな影響を与える可能性がありますので、
少しでも、皆様の参考になれば幸いです!!