ESG投資、SDGs観点より、経営者はどのようにとらえるべきか?
少し本題とそれてしまいますが、プラスチックの問題にSDGsとESG投資は必須の考え方です。
今回の不況と交えて、今後の経営についての考え方の意見として記載します。
*本業界のみではありません。
(ESG投資とSDGsについては別の機会で解説をします)
ポイントは、不況期からいち早く回復できる体制を整えていくこと。
当たり前の事かもしれませんが、実際にできていないというのが、率直な感想です。
2008年のリーマン・ショックが欧米(グローバル)と日本の分岐になったと考えています。
つまり、
グローバル企業=長期的なリスクと機会を分析した、長期的思考。
日本=目先の短期利益重視の判断を下し目先のコスト削減を目指した、短期的思考。
今回の不況ではどうだろう?
日本のとある雑誌などの情報では、「SDGsのブームが過ぎた」「ESG投資の考え方は通用しない」
と言われているが、果たしてそうなのか?
むしろ、この考え方がないと自社のことのみを優先する危険な考え方になりうる。
確かにESG投資やSDGsの実行は、経済的利益と相反する部分もあり、
トレードオフの関係が存在することは現状否めない。
しかし、長期的なリスクを踏まえ少しずつでもリスクに向けた対応を考慮した考え方が、
不況の状態でも、実施できる力が企業に求められるのではないでしょうか。
おそらく、日本と比べ欧米諸国の方がこの不況に対する回復は早いのではないかと思います。
日本はグローバル企業よりも、遅れていると揶揄されることもありますが、
遅れていることはあっても、黒船来航や産業革命の歴史がそうだったように、
取り返しのつかない状況ではないです。(機会があれば解説します)
今現時点では、辛い時期です。最近では地震のような災害も懸念されています。
今回の不況を教訓として、長期的な目線で会社内部の体制や顧客への対応を考えていきましょう!
微力ながら、私も情報発信をしていきます。
「プラスチック=資源」という転換を起こせるか