コラム サステナブルファッションEXPOレポート 2021.03.31 いらっしゃいませ!! 本日はSDGs関連の目線でサステナブルファッションについてお伝えしていきます! SDGs関連といっても、私たちの業界は常にSDGs思考と共にあるので、 必ず関連性があると考えています。 特にリサイクルPETを使用した衣料品は切っても切り離せません。 今回のサステナブルファッションEXPOは動脈産業の動きについて理解する とても良い機会になりました。皆様の参考になれば幸いです。 それでは、いってみましょう! 今年初!!サステナブルファッション開催! 今年、2021年で初めてサステナブルファッションに関する展示会が開催されました。 結論から申し上げますと、かなり刺激になる展示会で様々な方とお話しすることができました。 リサイクル繊維についてだったり、SDGsの企業導入や認知の向上等 2030年の未来だけでなく、さらに先を見据えた動きも実践しようとしている 企業様が多く、中には弊社が取り扱っている・・・かもしれないリサイクル繊維が アパレル(衣料品)になって、展示されていたことを考えると、 今の仕事にさらにモチベーションややりがいを感じることができました。 バナナの茎を使ったファッション! 今回の展示会で大きな衝撃を受けたのが、 バナナの廃棄材からファッションにつなげていることでした。 耳にしたことはあったのですが、既にここまで実用化されているとは思っていませんでした。 BANANA CLOTHというチラシをもらいましたので、写真にて添付します。 ポイント絞ってお伝えします!! ①バナナ畑で捨てられる茎25㎏/1本から500~750の天然繊維が取れる ②世界129か国で廃棄されるバナナの茎は年間10億トン ➂バナナ繊維を綿と混紡して生地を作る 10億トンという数字に驚きますし、バナナは切り取られた茎から 再成長をして実を作るため、半永久的に発生する資源であるということですね。 ➂の混紡部分にはやはり、課題が見えています。 つまり、バナナ繊維の混紡率が30%までであるということと、 価格が17,600円(Tシャツ)と少し割高なのか?? リサイクル業界にいらっしゃる方なら、理解できると思いますが、 新品<再生材のほうがコスト高になるという現象に近いと思います。 まだまだ改善できることはたくさんありそうです。 クラウドファンディングを使った応援! 実は、展示会当日に即決で購入してしまった商品があります!! 少し見にくいかもしれませんが、 こちらは先ほどのバナナの茎についている皮を使用して作成された、 財布やクラッチバッグなのです!! さわり心地もとてもよく、見た目も機能性もかなりオシャレです! バナナの茎の皮がここまでになるとは・・・ 海外現地での作業(おそらく手作業)されている方たちの想いが伝わってきました。 購入方法はクラウドファンディングの返礼品にはなるのですが、 財布、クラッチバック、カードケース、タブレットケースの4点を購入させていただきました。 実際に使用してみた感想は別途お伝えできればと思っています。 ゴミを出さないアパレル革命 ここからは私たちの仕事にも繋がる内容になります。 いくつか、写真を載せていますが、各種お題にストーリーが記載されており 続きはQRコードで読み取る内容となっています。 詳しくは記載できませんが、 各社の動きとしては、消費者に対する価値観の変革を求めているように感じました。 今までの消費行動から変えていくためにどのような行動ができるのかを企業から消費者へ 提供することで、再生材商品による環境負荷軽減に貢献していくこと。 一人一人ができることは何か?という問いをこの展示会で投げかけているようですね。 今年のサステナブルファッションEXPOは終わってしまいましたが、 別でサステナブル関連の展示会があった場合はまた、行ってみたいですね! 学ぶことも多く、新しいビジネスチャンスも作れるのかもしれません! それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コラムバナナクロス, サステナブルファッションEXPO, SDGs 2021年 NEW環境展レポート これからの廃プラスチック対策