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これからの会社は個人の強みを活かすこと PART2

いらっしゃいませ!

それでは前回に引き続き、「一人経営」について、

メリットや運用方法について、ご紹介いたします。

少し私個人の話を・・・8年くらい前でしょうか。

私がサラリーマンで働いていたころに、個人の働き方について

興味を持ち始め、当時の同僚と個人経営について話をしたことがあります。

その時には上司や同僚含め

「全員がやめたほうが良い。自由はないかもしれないけど安定するほうを選ぶ」

というような言葉が出てきました。

(そもそも、上司がいる前で独立経営の話をするのもどうかと思いましたが・・・笑)

同僚は引き続き同じ仕事を頑張っていらっしゃるようなので、とても素晴らしいと考えています。

ただ私は違ったのかもしれませんね・・・

前置き長くなりましたが、いってみましょう!

一人経営は生産性の向上が起きやすい

これからの時代に合うのは、

①「小回りが利き、方向転換が容易」

ということです。

時代に合わない事業をやめることも軌道に乗せていくことも

一人経営だからこそ、時代に合うスピード感を

もって判断することができるのです。

② 軌道に乗せた事業については、ヒトに任せて

新しいことにチャレンジしていくことも可能です。

これは一人で実施するには難しい内容化と思いますが、

後ほど記載する「外注」の概念を使用していくことになります。

➂ 一人経営は労働時間を経営者の判断で減らすことも可能です。

他人を変えることは難しく、自分を変えることは意識次第では容易であるように、

経営者の意識一つで良くもなり悪くもなるということですね。

④ 一人経営により家計と結び付けた経営をすることが可能です。

個人的にはこの内容が1番大きいのではないかと感じています。

簡単に説明しますと、自身の家庭のライフプランに合わせて、

自身の役員給与や労働時間を決めていけるということです。

だからと言って、余った時間を無駄にするのではなく、

自身への更なる投資をし続けることが重要です。

⑤ オフィスなどにかける固定費がかからない

これはコロナ渦におけるテレワークや在宅勤務が分かりやすいですね。

事務所=自宅という概念です。得意なこと、得意な時間で続けていく

ことができるようになります。

⑥ 外注スタッフへの委託

経営者にとってしなければならない仕事とは何でしょう?

もちろん実績数値の管理などは必須ですが、各会社にそれぞれ

経営者にしかできないことは必ずあります。

極論を言うと、上記以外の仕事は外注してよいということです。

SDGs等に反する内容にもなり得ますが、外注できるということは、

その会社でわざわざ従業員を雇う必要があるのか?ということになります。

人手不足を解消するツールは調べれば多々あるので、

経営者はそれを使いこなすべきということです。

雇われない生き方と雇う生き方について

上記までで、簡単に「一人経営」のメリットと方法を記載しました。

ここでは、少し見方を変えて資本主義の搾取ということについて

触れていきます。

「資本主義」は搾取すること、されることで成り立っています。

この考え方を持っているか否かで、仕事に対する考え方も変わるかもしれません。

マルクスの資本論でもありますが、

世の中には資本家と労働者の2種類があり資本家が労働者を搾取することで、

資本主義は回っています。

「搾取」という言葉がイメージ悪いかもしれませんが、

あえてこの言葉を使います。

労働者はいくら働いても会社から提示される給与以上の所得はありません。

(副業等は別ですが・・・)

労働者が自分の給与以上に働いて資本家へ利益を提供しないと会社はつぶれてしまいます。

結果的に、資本家が労働者から搾取し、労働者が搾取される構図が生まれます。

実はこの考え方を持っている人は、現状のサラリーマンでは少ないということです。

しかし、日本経済が縮小していくことを前提に考えると、資本家の搾取も減少していくことが

予想されます。(資本家搾取が減れば当然に労働者の搾取も減少する)

一人経営の考え方では、個の時代と捉え、一人ひとりが何をすべきか考え、

学び実行することが基本となることは、ここまで読んでいいただければ

ご理解いただけるかと思います。

次回予告

いかがでしたでしょうか。

一人経営を実施していくうえでの基礎的なお話しとなりました。

もちろんここから、お金の考え方や集客、経理対策等

様々なポイントが出てくるのですが、

これは経営者各自に改めて考えていただければと思います。

もし、ご興味あれば弊社HPの問い合わせから、ご質問いただければ、

答えられる範囲で情報提供をさせていただきます。

さて、次回は下記業界情報をお伝えする予定です。

①バーゼル法、廃プラ輸出について

②PETフレークの大暴落について

➂廃プラ輸出統計(5月分)

状況によっては、予定変更をいたしますが、

昨今の状況の最新情報を都度ご提供できればと考えております。

それでは、いってらっしゃい!

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