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PETボトル回収競争激化!?

いらっしゃいませ!!

プラスチック資源循環促進法案が国会で成立したことも

踏まえ、各種プラスチックの競争が激化していますね。

その中でも今回はPETについて、再度見ていきたいと思います。

それではいってみましょう!

 

プラスチック資源循環促進法案??

簡単ではありますが、プラ新法についてお伝えいたします。

プラスチック資源循環促進法案

■一般家庭から出る容器以外のプラスチック製品も再生利用しなければならない。

いままでは、容器包装プラスチックについて、再利用する旨法律としていました。

具体策として、

容器包装以外のプラスチックを既存の容器包装リサイクルの回収ルートに乗せて

再利用をしていくための法案です。

つまり、既存の容器包装リサイクルの原料に追加で、

別商材のプラスチックが容器包装リサイクルルートに乗って対応されていく

ということです。(入札や品質が大きく変わってくるかもしれませんね)

いうまでもなく、プラスチック製品で使っている樹脂の種類は多数あります。

その中で再生プラスチック製品を使ってい行くとしたら、

社会はどのような変化が起きるか?

現状はっきりしていることは、再生プラスチック製品を作るためには、

回収や選別がカギとなり、さらには汎用的に使用できる樹脂の種類も

限られてくる可能性がある。

消費者はどのような目線でプラスチック製品を使用し選別し廃棄できるだろう?

 

PET競争激化による淘汰?

大手飲料メーカーは、飲料ボトルを再生PETに転換する宣言をしているのは

皆様もご存じのとおりです。

飲料メーカーと市町村が直接組んでPET容器を回収して

リサイクルのルートに乗せる動きも出ている

 

広島県にはエフピコというトレー自主回収とリサイクルの実績を重ねてきた。

全国でもトレー回収を手掛けていたり、ボトル回収して原料にしている

大手容器メーカーです。

今までエフピコが独自に地元スーパー等と組んで構築してきた回収システムが

冒頭のプラスチック新法によって注目されています。

 

この新法は既存のリサイクルルートを活かすためにサポートしている

ことがうかがえます。(国が企業ごとに独自での回収を後押ししている?)

 

ちなみに、中国四国地方にはPETボトルを回収してBtoBに戻す工場は現状ありません。

隣接する関西地域には今年に入ってマンモス工場が稼働することもあり、

中国四国エリアのボトルの取りあいは必須となり、エフピコ社にも影響が出てくる。

すでに、兵庫県姫路には遠東石塚グリーンペット株式会社の新設工場が予定(2023年4月)

年間、10万トンの再生PET処理生産能力を持ちますね。

URSハリマは兵庫県高砂市でBtoBリサイクル工場を建設。年間5万トン収集し4万トンの生産。

こちらは今年の夏に試運転予定ですね。

 

いくつかご覧いただきましたが、三重県の協栄、J&T環境の西日本PETボトルMRセンターも

2021年の冬に稼働予定となっています。(セブン&アイの資本参加もありましたね)

 

前回のブログでも、事業系一般廃棄物の発生量が3割減のこともあり、

PETの搬入量も減っていることが予測できますので、国内のPETベール争奪となります。

残念ながら、上記マンモス工場はBtoB向けなので、

繊維やシートにベール単価が影響しにくいことも挙げられます・・・

 

いかがでしょうか。

タイトルの通り、BtoB大手参入による淘汰が始まってきています。

既存の顧客を守ることが必須と考えています。

皆さんの会社はどう行動しますか??

 

それではいってらっしゃい!

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