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「選択と集中」か、「拡散と分散」か。経営を安定させるための現実的な考え方

明けましておめでとうございます。

本年も有限会社ロコモーティブ、株式会社ロコ貿易をよろしくお願いいたします。

2026年もできる限り、ブログ発信をさせていただきます。

経営者なら一度は悩むテーマ

今日は、
「選択と集中」v.s「拡散と分散」
というテーマでお話ししたいと思います。

会社を経営していると、必ずぶつかる問いがあります。

1つの事業にリソースを集中させるべきなのか。
それとも、事業を多角化してリスク分散をすべきなのか。

どちらも正しそうで、
どちらを選ぶべきか悩ましいテーマです。


私の結論:事業は分散させた方がいいです

私自身の結論としては、
事業は多角化し、経営リスクを分散すべきだと考えています。

そして、理想を言えば、
事業の柱は最低でも3本以上は持つべきです。

理由はとてもシンプルです。


事業も「脚が3本ある方が安定する」

椅子や机を想像してみてください。
脚が1本や2本だと、どうしても不安定になります。

しかし、脚が3本あれば、
多少バランスが崩れても倒れにくくなります。

事業も同じです。

事業が3本あれば、
1つが不調になっても、
残り2つで会社を支えることができます。


外部環境リスクは、避けることができません

天変地異、震災、災害、パンデミック。
こうした外部環境の変化は、
どれだけ優秀な経営者でもコントロールできません。

もし、事業が1本しかなければ、
その1本がダメになった瞬間、
経営は一気に傾いてしまいます。

しかし、事業が複数あれば、
ダメージを最小限に抑えることができます。


会社を複数持つという選択肢もあります

事業を多角化する方法は、
1社の中で複数事業を行うだけではありません。

会社を複数経営し、
ホールディングス制を取るのも1つの手です。

いずれにしても重要なのは、
事業を分散させ、経営リスクを下げることです。


長寿企業を見れば、答えは見えてきます

長年続いている企業を分析すると、
本業1本だけで続いている会社は、ほとんどありません。

100年以上続く企業の場合、
本業に加えて、

・不動産事業
・投資事業

などを行っているケースが非常に多いです。


孫正義氏も「分散」を徹底しています

その考え方を徹底的に研究し、
実践しているのが、ソフトバンクの孫正義氏です。

300年以上続く企業を創るために、
事業会社と投資会社という2つの体制を構築し、
AI企業群戦略を進めています。

これも、経営リスクを分散させる発想です。


最初は「選択と集中」が必要です

ただし、誤解してほしくない点があります。

1つ目の事業を立ち上げる際には、
選択と集中が非常に重要です。

最初からあれもこれもやると、
どれも中途半端になってしまいます。


軌道に乗ったら、多角化を考える

1つ目の事業が軌道に乗った後は、
多角化を検討するタイミングです。

本業で得た利益を、
2本目、3本目の事業に再投資していく。

この流れが、
もっとも現実的で再現性が高いと思います。


同時に複数の新規事業はおすすめしません

絶対におすすめしないのは、
2つ以上の新規事業を同時に立ち上げることです。

大手企業のように、
人・お金・時間のリソースが潤沢であれば別ですが、
中小企業ではかなり危険です。

新規事業の立ち上げは、
必ず1つずつが鉄則です。


新規事業こそ、社長の仕事です

新規事業の立ち上げには、
選択と集中が欠かせません。

特に、社長や経営者自身が、
時間と労力をしっかり投下する必要があります。


私自身の実体験から

私自身も現在、4社を経営しています。
事業内容はバラバラですが、
すべて1つずつ立ち上げてきました。

同時に複数を始めたことはありません。

1つ1つを選択と集中で立ち上げ、
結果として事業が多角化している。

この形が、
一番無理がなく、長く続くと感じています。


次の疑問について

ここで、
こんな疑問が出てくるかもしれません。

新規事業は、
別会社で立ち上げるべきなのか。
それとも、既存法人の中で事業部として始めるべきなのか。

この答えについては、
次回のブログでお話ししたいと思います。


今日のブログが参考になった人はぜひ、1歩でも実行してみてください!

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