【準備】SDGs導入に向けてのヒアリング
企業によって、ニーズが異なる
現在、様々な企業がSDGsを経営に取り入れています。あるいは取り入れようとしています。
弊社がSDGsを取り入れたいと考える企業に対し、ヒアリングをする際に大きく2つのパターンがあります。
①SDGsそのものから取り組める企業
既にSDGsを推進している企業、もしくはこれから導入しようとしている企業に対し、
企業導入のポイントだけでなく、誰一人取り残さない視点で企業の中の働きやすい環境、
働きやすさを改善することの重要性をお伝えするパターン。
②SDGs以外の課題からSDGsにつなげていく企業
企業の課題(例えば、パワハラなど)から、社内の関係が悪化している可能性があります。
SDGsという言葉に縛られることなく、そのような内容から解決策を探し、
全体を俯瞰してみると課題解決の改善が、結果SDGsを達成していく上で必要なものとなっていくパターン。
上記2つに共通することは、「社内の環境改善」を重視するということです。
社員を取り残している会社にSDGsを掲げることは難しいのではないでしょうか。
となると、下記の要因が浮上してくるのです。
・経営陣だけが考えた指標になっている
・社員に経営陣が考えたSDGsは浸透していない
・対外的に良い顔をするためにSDGsブランディングをしている
ヒアリングをしている中で、かなりの企業が上記のところで困っている印象です。
なにより、企業はSDGsに限らず何事も相手に対して「ストーリーの共感」を得られるように準備をしておくことが大切です。
弊社もヒアリングさせていただく際はしっかりと準備をします!!
根本的な解決策とその場しのぎの解決策
少し話を変えまして、
根本的な解決とその場しのぎの解決では、どちらが有効でしょうか。
もちろん、その時の状況によって対処療法的に解決する場面もあります。
しかし、あくまで対処療法。根本的なところを解決しないと良い変化は見込めません。
海洋プラスチック問題を例に出すとわかりやすいかもしれません。
例えば、飲み終わったペットボトルを近くの川海に投げ捨てる。
ビーチクリーンなどの素晴らしい活動をされている方々のチカラでプラスチックゴミを回収する。
しかし、これだけでは対処療法になりうるということです。
※ビーチクリーンの活動を否定している訳ではありません。
ビーチクリーン活動はプラスチックゴミに対する、
人間の意識問題に大きく影響しているため、とても大きな1歩と思います。
ここでお伝えしたいのは、SDGsには野心的な技術や発想が必要ということです。
では、根本的に解決するためにはどうしたらよいか?
例えば、ペットボトルは海をきれいにしていく素材でできていたら便利なまま海もきれいにできますね。
人間の意識改革から始まり「このままではダメだ」という思いが、
新しい技術を生み出していく。
野心的、そして現時点の技術では難しいかも・・・といわれるような
新しい技術を作り上げていくことが持続的解決策となっていきます。
考えや理念の押売りはしない
弊社は「ニーズ=お困り事」だと捉えています。
SDGsを導入したいと言う問い合わせをいただいたときに、
・「なぜ導入していきたいのか?」
・「SDGsを使ってどうしていきたいのか?」
まずはこの二つをヒアリングし、
SDGsが先なのかそれとも社内の関係の質改善の方が先なのかと言う判断をしていきます。
SDGsは目的ではなく未来を良くするための指標(ツール)と捉えてよいかと思います。
その企業が持続的に継続し地域のためになり、世の中のためになる。
その時、社員の方々も幸せに働いていける環境こそが必要です。
弊社は自分たちのサービスを押し売りするのではなく、
お客様がどのようなことに困っているのか?
最適な解決策やどのような事が提供できるのか?
企業が求めていることは何なのか?
など、聞き取りそして改善するためにニーズヒアリングをさせていただいております。
SDGsはよくわからないなど、変化を恐れている企業もあります。
やるかやらないか選択をするのはもちろん皆さんです。
いきなり大きな変化をするのではなく、小さくても1歩を踏み出してみてください。
ご相談レベルでも構いません。
悩んでいる時間を行動に変えてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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最後までお読みいただきありがとうございました。