コンサルティング ビジネス×環境問題=パラダイムシフト 2021.02.01 いらっしゃいませ! 本日は、 現在のリサイクル部門におけるビジネスの未来を考えていこうと思います。 現代では、社会の課題は常に変わり続け、課題の変化と共に、 世間や買い手の意識や行動にも大きな変化が生じています。 現在、世界で注目されているのが「持続可能性」。 世界規模で環境意識が高まり、環境資源、人的資源、すべての持続可能性を模索しています。 では、現在の「ビジネス」には、世間や買い手に求められる持続可能性が備わっているだろうか。 SDGsの関連踏まえて、考えていきましょう! それでは、いってみましょう! 環境ベンチャーのテラリサイクル この会社は、弊社ロコモーティブが目指す形です。 当該企業の実施案件について、一つご紹介します。 2001年にアメリカで創業された環境ベンチャーのテラサイクルは、 14年には日本での事業を開始した。 最初に着手したのは、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン (現:トゥルースピリットタバコカンパニー) と組んでの「吸い殻ブリゲードプログラム」だった。 (タバコの吸い殻リサイクル、2020年に当該プログラムは終了)。 回収した吸い殻のうち、フィルターは洗浄してリサイクル樹脂と混ぜ、 紙やたばこ葉は肥料へとリサイクルする。まさか吸い殻がリサイクルできるなんて、 と驚いた人のほうが多いのではないだろうか。 ※あたらしい商人の教科書より抜粋 リサイクルできないものは基本的にはない!! 私個人的にも、リサイクルやリユース(環境関連)の仕事についていると、 リサイクルは現状の技術力があれば、どのような原料でも可能だと考えています。 しかし、それが現状できていない・・・ なぜか? テラリサイクル社がタバコの吸い殻をリサイクルしているように。 技術的にリサイクルできないものはそう多くはないのです。 リサイクルされない理由は、経済の合理性がないといわれていますが、 だからといって、従来のようにゴミを捨て続けるのが正しいか? そのように聞かれると 企業だけではなく個人でも無視できない意識があるのではないでしょうか。 事実、 テラリサイクル社も「本来ビジネスとして成り立たない部分をスポンサーが補っている」 と発言しています。 企業の意識変化は必須 では、意識の変化はどこに発生するのか? ①消費者がサステナブル、エシカルな選択肢を選ぶように意識変化が起きていること。 もちろん消費者のニーズに企業は答えていく必要がある。 ②投資家や株主の意識変化も変わり始めている。 ESG投資などSDGsに関連するアクションを取る企業に 投資をしていく動きも増えてきている。 リサイクルに限らず、 企業の存続を考え生き残る方法が変わってきたと考えることもできますね。 先のタバコの吸い殻を例にとると、リサイクルは素材ごとに選別が必要です。 例えば、化粧品メーカーのボトルにはプラスチックだけでなく、ガラスや金属も使われている。 化粧品メーカーは 【商品を作って販売するだけでなく、使い切った後の責任も持つ】 という意識のもと、関りを持たないと、 持続可能な取引やパートナーシップを結ぶことはできなくなる時代に、 入っているのではないでしょうか。 企業のパラダイムシフト 環境問題について、パラダイムシフト(価値観を変える)ことが必要と考えています。 環境関連企業としての意識変化として、 下記優先順位を踏まえた事業活動が目安になるのかもしれせません。 ①廃棄物を削減しリサイクル、リユースの循環を作ること ②社会貢献(教育×認知) ➂売上や利益 弊社としても、上記内容を踏まえ これからも多くのパートナーシップを結び、企業だけでなく、個人との繋がりを作っていきます! いかがでしたでしょうか。 現代はSDGsの内容踏まえて、企業のパラダイムシフトが必要になっています。 いろいろな業態がある中でも、この考え方はどこの企業も共通で、 従業員さまへの理解を深めることも必要ではないでしょうか。 もし、ご相談等あればお気軽にお問い合わせください。 (https://locomotive-official.com/contact/) それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コンサルティングテラリサイクル, recycle, パラダイムシフト, ビジネス, SDGs, 環境問題, リサイクル 医療系廃棄物を灰化?リサイクルして再利用! 生鮮食品の鮮度数値化!食品ロス削減活発に