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業界の状況をリサーチ

いらっしゃいませ!

新型コロナウイルスの感染が広がりを見せています。緊急事態宣言発令などの事態で全業界が深刻な状況となっておりますが、

廃棄物やリサイクル業界はどのような影響になっているのか。

弊社ネットワーク踏まえ、事業者の「声」をまとめてみたいと思います。

どうすることもできない・・・国の補助を受け、従業員を守る

本業界は日本国内だけでなく世界で展開されている。

世界的に緊急事態宣言を発令しており、海外ではロックダウンを実施している国や都市もある。

出入国はもちろん、基本的に外出禁止となり店舗や営業所もしまっており、

製造工場や作業員(国外からの人員含む)がいないため、ヒト・モノ・カネの動きが止まっており、

どうすることもできない状況が続いている。

国からの補助で200万の申請を準備する業者も出ており、従業員を守るための雇用補助の申請、資金繰りのために

銀行などへの交渉を続けているのが、3~4月の動きになっている。

事業系一般廃棄物業者のピンチ

では、この業界にフォーカスを当てて「声」を聞いてみました。

産業廃棄物業界では廃棄物が少なくなってきているとの「声」が届いています。

未稼働工場が増えているので、処理費をもらう回収ができていない。

事業系産業廃棄物はさらに過酷になる可能性が高いです。

飲食店は、予約キャンセルが相次ぎ、ほとんどが休業状態です。もちろん飲食店は悲鳴をあげ、閉店をする店舗も出始めている状況。

どのような状況になっても廃棄物は必ず出てくると考えていた事業者もありましたが、

飲食店などの事業系一般廃棄物の排出顧客がなくなることによって、処理費がもらえず苦しんでいる業種もある。

リサイクル関連はどうか?

前述したとおり、世界的な外出禁止および製造業の産業廃棄物が減っているため、リサイクルにも大きな影響が出ている。

ナイキやアディダスといった世界的なスポーツ用品メーカーは使用済みPET からの再生繊維をシューズやウェアに

使用する旨公表をしたのは記憶に新しい。

容器包装リサイクル協会のPET落札の結果からも、好調といわれていたPETボトル市場ですが、

製造工場が稼働しなくなり、再生原料が山積みになっているといわれており、一転PETリサイクルにも下降しています。

特に、マレーシアでのロックダウンは影響が大きく、中国向けに製品を製造していた業者も多く苦境であるといえる。

社内内部の強化へ

このように、今後も業界としても厳しい時期が続くこと想定できる。

社内体制の強化といわれても、運送業などと同様リモート化しにくい業態であることは間違いない。

今の状況が数年続くという最悪のケースも想定した上で、考えていかなければいけない。

次に何ができるか、次に何が起こるか、様々なシミュレーションをしながら変化に対応していく必要がある。

 

少し、暗い話になってしまいましたが、10年に1度は必ず大きな変革期が訪れます。

この業界のみなさんは、過去の苦しい時期を何度も乗り越えてきているはずです。

次の10年後に同様の案件が発生したときに、

フレキシブルに対応ができるよう社内体制の強化を1歩ずつ進めていきましょう!

それでは、いってらっしゃい!

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