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コカコーラがPETボトルを継続

皆さん!いらっしゃいませ!

本日は、少し前の記事ですが、飲料メーカー大手のコカコーラ社について共有したいと思います

(https://forbesjapan.com/articles/detail/32083/1/1/1?s=ns)

プラスチックリサイクルに関わる方も、消費者としても、とても興味を惹かれる内容ですので、ぜひご一読ください!

今回は、記事の内容踏まえ、皆さんと考えていければと思います。

プラスチックは必要?不要?

いきなり、賛否が別れる議題をあげておりますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

私は、もちろんプラスチック製商材の継続に賛成です。

しかし、あえて賛否両論の両方からの視点で考えてみました。

【賛成意見】

■リサイクルのインフラを強化することで、既存のノウハウが活かされて改善できる。

■缶は利益率がかなり薄くなっており、ペットボトル廃止により代替品として期待されても、

今から増産対応する国内企業はどのように考えるのだろう。

不足分を輸入することになり、国内への利益還流は見込まれないと考えられる。

■飲料メーカーは自社のPETボトル成型機を持っているため安価にボトル製造ができるが、廃止すると容器を他から購入する

もしくは材料転化の必要が生じ、調達先の確保やコスト面で様々な困難が生じる。

【反対意見】

■ある意味ではPETボトルの使用することが必須であると消費者に押し付けている。

■日本のリサイクル率はほとんどが、燃料に回されている。結局はリサイクルではなく捨てられ、海洋プラ問題にも繋がる。

■現状の工場設備を活かす方向で考えており、新しい設備への投資などを実施する動きが取れていない。

・・・・とここまで考えてみましたが、反対意見がなかなか思い浮かびませんでした。

プラスチックは悪なのか?

これは真っ向からNOと言いたいと思います。

皆さんであれば、すでにお気づきと思いますが、海洋プラスチックの問題は大きく3つに分類できるのではないでしょうか。

①海に流れたプラスチックがマイクロプラスチックとなって魚達かつ食物連鎖にも影響を与える問題

②使い捨てプラスチックやポイ捨てされた結果、海にプラスチックが大量に溜まってしまった問題

③企業および国、そして消費者が厳格にシステム構築ができておらず、結果海にプラスチックが流れる問題

③番→②番→①番の順番で発生していく流れと思いますが、そもそも③番がしっかり出来ていない状態で、プラスチックの代替品を出しても、

結果同じ状況になるのではないでしょうか。

と、堅苦しく記載しておりますが、今一度本当にプラスチックは善なのか悪であるのか、皆さんもぜひ考えてみてください。

きっと、業界外の方も踏まえ、考えていくことで変わっていくのでしょう。

それでは!いってらっしゃいませ!

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