コラム 海洋プラ発生の流れ 2020.03.27 みなさん!いらっしゃいませ! 今回は2018年から世界を騒がせている、海洋プラスチックについて触れていきます。 8割以上が陸地からの流出 そもそも海洋プラスチックは「どこから」・「なぜ発生している」のでしょうか。 大きく二つに分類されると考えられます。 ①投棄・ポイ捨て ②漏洩系 割合は9対1で圧倒的に投棄・ポイ捨てが多いことが、日本財団の調査で判明しています。 投棄・ポイ捨てなど、モラルの問題と一括りにと考えることもできますが、逆に考えると圧倒的にモラルが低い人が多いと言う見方もできてしまいます。 モラルの問題で解決できることではないのかもしれません。 プラスチックのライフサイクル 海洋プラスチック問題は2018年頃から急速に注目を浴びるようになり、 自治体や企業がプラスチックの利用を減らす「脱プラ」を宣言する動きが増えてきている。 陸地で発生したプラスチックが河川を伝わって海に流れている。 プラスチックのライフサイクルを考えると・・・ 商品・企画製造・流通・消費・処分・再生利用・廃棄物などの流れが考えられる。この中に、消費者、国、企業の登場人物が関わってくる。 自身がどこのサイクルに当てはまるか考えてみるのも良いかもしれません。 実情はどうでしょう。 各自の行動は海洋プラスチックに少なからず大きな影響を与えていると、考えるきっかけになればいいですね。 解決の糸口は? 解決方法はどの登場人物も常に考えていると思います。 糸口としては下記が考えられるのではないでしょうか。 ①国も含めた、外部からの支援や回収方法の工夫や改善 ②脱プラだけの方向性で動くのではなく、プラスチックを使うリスクと使わないリスクを議論していく。 ③行政・地域社会・企業が対話を通じてお互いの立場を理解し、相互協力を行う。 いずれにしても、陸地に住む人間一人ひとりが蒔いたタネであることは事実です。 相互の考えを合意させながら、同じ方向に向けて良い方向に向ければいいですね。 それでは、いってらっしゃい!! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コラム海洋プラスチック問題, 解決, ライフサイクル, ポイ捨て, 不法投棄, 石油価格, マイクロプラスチック, 脱プラスチック 今後のバーゼル条約はどうなる? 原油価格暴落の背景とは・・・