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顧客を夢中にさせる! – 商品・サービスを「ハマる」体験に変える4つのサイクル – 後編

ユーザーの行動を継続させる、リワードとインベストメントの戦略

本日は後編です。

前回は、顧客を「ハマらせる」4つのサイクルの前編として、
「トリガー」と「アクション」について解説しました。

今回は、その続きとして、
「リワード」と「インベストメント」を解説していきます。

1. 顧客を「ハマらせる」4つのサイクル (おさらい)

顧客が商品・サービスに夢中になるためには、
以下の4つのサイクルを効果的に活用することが重要です。

  1. トリガー: 顧客の行動を促すきっかけ
  2. アクション: 顧客に行動を起こさせる
  3. リワード: 顧客に報酬を与える
  4. インベストメント: 顧客のエンゲージメントを高める

2. リワード – 顧客に報酬を与える

リワードとは、顧客がアクションを起こした際に得られる報酬のことです。

  • 予測できない報酬:
    予測できない報酬は、顧客の好奇心や期待感を刺激し、継続的な利用意欲を高めます。
  • 報酬の種類:
    • 集団報酬: 社会的な承認や評価(例:SNSのいいね!、フォロワー増加)
    • 狩猟報酬: ゲーム内のアイテム獲得や、ランダムな報酬(例:ガチャ、宝箱)
    • 自己報酬: 達成感や満足感(例:タスクの完了、目標達成)

3. リワードを設計するためのフレームワーク

顧客に効果的なリワードを提供するために、以下のフレームワークを活用しましょう。

  • ユーザーが利用する際に通るステップを見直し、どのような報酬を用意すればストレス緩和できるか
  • 報酬は、満足のいくものでありながら、ユーザーに「もっと欲しい」と思わせるものか
  • サービスの利用動機を探ってみて、以外な答えはなかっただろうか

4. インベストメント – 顧客のエンゲージメントを高める

インベストメントとは、
顧客にサービスへの投資を促すことで、より深いエンゲージメントを生み出すことです。

  • 小さな投資:
    ユーザーにちょっとした作業や行動を促すことで、サービスへの関与を高めます。

    • 例:Twitterのフォロー、ゲームアプリでのアイテム収集、コンテンツの共有

5. インベストメントを設計するためのフレームワーク

顧客のエンゲージメントを高めるためのインベストメントを設計するために、
以下のフレームワークを活用しましょう。

  • ちょっとした投資をしてもらうための方法をそれぞれ3つ考えてみる
  • サービスを再利用する可能性が高まるようなちょっとした作業は何だろうか
  • サービスを再利用するまでに、どのくらいの期間がかかっているか

6. まとめ – 顧客の「ハマる」体験を設計する

顧客を商品・サービスに「ハマらせる」ためには、
トリガー、アクション、リワード、インベストメントという
4つのサイクルを効果的に活用することが重要です。

顧客の行動を促し、継続的に利用してもらうための仕組みを構築することで、
顧客との長期的な関係を築き、ビジネスを成功に導くことができます。

point:

  1. 顧客行動
  2. 商品開発
  3. サービス開発
  4. マーケティング
  5. 顧客エンゲージメント
  6. トリガー
  7. アクション
  8. リワード
  9. インベストメント

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