コンサルティング ESGについて、知らないとまずいかもしれません・・・ 2021.02.22 いらっしゃいませ! 本日は、ESG投資について学んでいきたいと思います!! 実は、かなり重要な観点でして、大企業はもちろん中小企業も 従業員レベルで理解を深めておく必要があります。 このような知識を従業員に教育することは、 間違いなく自社のレベルアップにつながりますし、 社員の仕事のモチベーションが上がっていくと思います! 統合報告書というものがあるのですが、 財務状況だけでなく、SDGsに関する数値レポートというのも 選ばれる会社としての動きかと思います! SDGs2030年までの目標の準備期間は既に始まっています。 まだ、間に合いますので少しずつ学んでいきましょう! それでは、行ってみましょう!! ESGとは?市場規模は? まずは、基本的なところから! ESGとは環境、社会、企業統治を考慮した投資活動または経営・事業活動を行うことです。 もともと投資活動からの概念のため、一般的にESG投資と言われていますが、 あくまで投資家目線の考え!企業目線からの行動も重視する必要があるため、 ESGと呼称したほうが、投資家および企業目線となり包括的な意味合いを持ちますね。 SDGsが重要視される理由として大きく3つ! ①機会創出 ②リスク最小化 ➂経済活動の土台形成 このうちESGは②のリスク最小化に関係しています。 つまり環境問題や社会問題に取り組み企業価値を向上させることにつながります。 さて、ESGの市場規模はどの程度あるのか?(参照:GSIR 2018年版) 世界のESG投資の規模は約30兆7000億(3400兆円)です。 日本の国家予算が100兆円となる規模なので、 単純計算34倍の資金がESG関連に動いているということです。 日本の驚異的な成長!! 日本の急激な伸びにも注目すべきです! もちろん既存で実践されていた欧米と比べると後進ではあるのですが・・・ 2014年~2016年にかけては8400億から57兆円へ約70倍という伸び率で増加しています。 2016年~2018年にかけては約3倍の232兆円となり、国家予算の2倍以上の規模です。 何故ここまで日本で急速拡大したのか? ここには歴史や他国との関りもあり、複雑化するのですが、 簡単に言うと、「世界最大級の機関投資家がESGに取り組む」と世界に発信したためです。 ※2015年 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRI(責任投資原則)に署名 つまり、このGPIFは世界最大級の機関投資家で日本の銘柄の大半を保有しているため、 GPIFがESG投資を重視すると判断したのであれば、日本の企業も倣っていくしかない・・・ もともと、日本は社会貢献的なCSR(社会的貢献)が主流で、 リーマンショックや東日本大震災後は特に、売上に貢献しにくいコストを削ったりと、 ESGの流れも日本国は停滞していたことが背景にあります。 SDGsとESGの関係は? ここまで、ESGについて触れてきましたが、 大企業だけ対象になるとかウチには関係ない など考えてしまうと、まずいかもしれません・・・ 企業の大小関わらず、時代の流れを見ておかないと取り残されてしまいます。 ESGはお金というツールを介して企業が投資されたリソースをいかに活用して ESGにプラスの効果をもたらすか、投資家が長期的な視点でいかに評価するかという 尺度に基づく手法です! SDGsはあらゆるステークホルダーが関わる地球規模の社会課題から身近な消費、生活まで さまざまな行動を対象としたフレームで持続可能な姿を目指す概念。 つまり、各企業はESG投資の目線とSDGsの目線の両方を持つことによって、 企業価値の創造や選ばれる会社に成長していくということです。 なので、今SDGsやESGは知っておいて絶対に損はありません!! いかがでしたでしょうか。 少し難しい言葉なども出てきて混乱されるかもしれませんが、 もしご興味あれば弊社にて皆様のSDGs等の活動をお手伝いさせていただければと思います。 選ばれる企業は未来の予想を立てながら、自社のリソースなどの強みを明確にしています。 皆さんは、 2030年までそして、2050年、2080年など未来へ進む準備期間に向けて何をしますか??? それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コンサルティングPRI, GPIF, ESG投資, SDGs 命とは何か?子供に伝えたいこと。 SDGsゴール4番の考えは組織も強くする!