コンサルティング SDGs企業導入のヒント!PART2 2020.11.26 皆さん、いらっしゃいませ! 本日は前回の続きの内容となります。 SDGs企業導入のヒントをご紹介いたします。 特に今回はSDGsを企業導入したけれども、 名前ばっかりで実態のない状況になってしまっている 企業様に向けての考え方をお伝えできればと思います。 それでは、いってみましょう! SDGs企業導入の成功事例! 今回はとある、お弁当会社での成功例です。 (参考:https://www.sustainable-keiei.com/study/01howto-sdgs.html) SDGs17目標の中から、初年度、SDGs目標3/5/10/12を選び、上記の達成目標を決めました。 目標設定の大切なことは・・・ いつ、だれに、どのようにを含めた、具体的な数値を達成目標に出しているところです。 行動指針で大切なことは・・・ 誰が、誰に、どの程度と具体策を行動指針としていることです。 成功要因は? お弁当会社の成功事例をもとに、 どのような点が成功の要因となるか考えてみましょう! 私が考える要因は下記となります。 1.経営トップが積極的に関わること 2.無理をしない!事業に支障の無い範囲で 3.社員のモチベーションを考慮すること 4.実施結果のフィードバックを行う SDGsへの取り組みをビジネスチャンスだと考え、 新しい事業分野に進出したり、 新商品を開発するような取り組みを開始することは、 社会/環境に役立つだけでなく、売上/利益アップにつながります。 しかし、多くの優先課題を取り上げるのは良いことではありますが、 無理をして、沢山の優先課題に取り組んでしまうと、 結果、負担が多くなってしまい、途中でやめてしまうということにもなりかねません。 そのような状態では社員のモチベーションも下がってしまいます。 そして、チェック機能である、実施結果を踏まえた上でフィードバックも必要です。 SDGs企業導入の失敗要因は? それでは、逆にSDGs企業導入の失敗要因を考えてみましょう。 SDGsウォッシュ この言葉はかなり大切です。 簡単に説明すると・・・ SDGsに取り組んでいるように見えて 実態が伴っていないビジネスを揶揄した言葉 とされています。 では、SDGsウォッシュの要因は何か? 下記の図をご覧ください。 先ほど記載いたしました、 実態が伴っていないということはどういうことでしょう。 こちらの表をご覧ください。 特に課題として挙げられるのは、 ・社内の認知度が低いこと ・中間管理職の理解度が低いこと ・一般職層の理解度が低いこと つまり、この部分を解決することがSDGs導入の近道になることに繋がります。 SDGsウォッシュを回避するためには では、自社のビジネスがSDGsウォッシュにならないためにはどうするべきか、 SDGsウォッシュを避けるための4つのポイントがあります。 1.根拠がない、情報源が不明な情報を避ける・根拠となる情報の信頼性が希薄な場合、あるいは検証材料がない場合 2.事実よりも誇張した表現を避ける・それほどでもないSDGsへの取り組みを大きく強調して訴求したり、 小さな取り組みを大げさに取り上げるケース ・法律で規制されている事項を、自主的に配慮しているように表現するケース 3.言葉の意味が規定しにくいあいまいな表現を避ける・言葉の意味が規定しにく、SDSsへの対応の具体性に欠ける活動 4.事実と関係性の低いビジュアルを用いない・SDGsへの配慮の事実がないにもかかわらず、 「貧困」「教育」等の写真でSDGsイメージの付与・増幅を狙うことなど 少し長くなりそうなので、本日はここまでにいたします。 いかがでしたでしょうか。 今回でSDGs企業導入の失敗事例を回避する方法についての 考え方をお伝えするつもりでしたが、、、次回に回したいと思います。 おそらく中小企業の管理職~役員職の方々は一般社員への導入意識を高めるという 課題が大きく関係しています。 その解決方法を一部、次回の記事でご紹介いたします。 それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コンサルティング課題, エシカル, 企業導入, ヒント, SDGs SDGs 企業導入のヒント!! SDGs企業導入のヒント!PART3