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2021年 NEW環境展レポート

いらっしゃいませ!

先週1週間、ブログ更新できておらず大変申し訳ございません。

3月も最終週ですが、個人的にはかなり忙しかったですが、とても充実していました。

さて、本日は3月17日~3月19日まで開催の、

「2021NEW環境展」の展示会に行ってきました。

毎年、開催はされておりますが、

今年はコロナで例年とは違った開催となった気がします。

遠方の方は、なかなかご参加できなかったと思いますので、

少しでも本ブログで雰囲気を感じていただければ幸いです。

それでは、行ってみましょう!

バーゼル規制法対象商品

2021年1月よりバーゼル法が改定されたのは、皆さんご存知かと思います。

とあるブースでは実際の製品を展示することで、輸出規制対象品の区分けをしていました。

環境省と経済産業省の中でも、意見がまとまらないところではあるようですが、

いずれにせよ、正しい処理をしたうえでの輸出をすることが必須であるということは変わりません。

中国のナショナルソード、そしてバーゼル法改定により、

40万トンの廃棄物が日本に滞留しているという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。

最近ですと、ゴルフ場に不法投棄をされたニュースもありました。

このことから、「日本のバーゼル法は緩くなるのではないか?」

という憶測を話していた方がいらっしゃったのを思い出しました。

ただ、規制緩和することは考えにくく、

日本国内での循環、そして、正しい処理にて輸出をしていくことが、

国内外をサステナブル(持続可能)な社会にしていく動きに繋がります。

 

コロナワクチン接種後の抗体有無を調査

また、別のブースではワクチン接種後の抗体検査を実施できる機械を展示している

企業もありました。※写真等は掲載できないことご了承ください。

簡単に説明すると、

まず、新型コロナウイルスワクチンを接種後に、中和抗体により感染防御をするという

流れなのですが、その中和抗体がワクチン接種後にどの程度効果があるかを計測する機械です。

つまり、ワクチンを使用した自治体や政府関連に対して、ワクチン接種後の効果を数値化し

実証することに役に立つものとなるようです。

 

クラゲ・貝処理装置で廃棄物を資源化

最後に、発電所における海水取水口の異物対策処理として、

クラゲや貝等の異物を資源に変えるという内容です。

※詳細は写真をご覧ください。

実は、今回この内容とアップサイクルの相性が良いと考えており、

例えば、貝の粉末から別の商材を作りアップサイクルできると考えています。

(私の知り合いで、山梨県のワイン搾りかすを成型して商品製造している方もいます)

個人的には、このような不用品、廃棄物を有効な資源にするということが、

SDGsやサステナブル経営の認知を広めることにつながると考えています。

つまり、家庭など普段の生活で廃棄物として扱っているモノを、

有効資源として使うことができる!!と世間に理解していただくためには、

アップサイクルの概念はとても重要だと思うからです。

貝の粉末の話をするならば、

加工後にインテリアのような少し高級なイメージ商材としても扱えると思います。

もちろん、普通に販売するだけでなく商材が出来上がるまでのストーリーを加味して

作り上げていくことが必要です。

今回の環境展では、様々な情報(昨年にはなかったSDGs関連につながるヒント)が

隠されていたように思えました。

 

次回はサステナブルファッションEXPOのレポートをお伝えできればと思います。

それでは、いってらっしゃい!

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