コンサルティング 2021年国際SDGsランキング発表 2021.06.18 いらっしゃいませ! 本日は6月に発表されたSDGsについての情報を共有します。 ①アースオーバーシュートデー ②SDGs国際ランキング この二つの内容を解説していこうと思います。 日本のSDGsはどのような状況になっているのか。 これからどのように動いていく必要があるのか? そのような内容も盛り込んでいきますので、 ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。 それでは、いってみましょう! アースオーバーシュートデー そもそもアースオーバーシュートデーとは何か? 簡単に解説しますね!! ■1年間に地球が供給できる資源を人間が使い果たしてしまう日を アースオーバーシュートデーと言います。 人間による消費の量が自然による供給量を超えてオーバーシュートが 始まったのは1970年代となります。つまり約50年間はアースオーバーシュートデーが 続いてしまっており、地球に負担を与えているということです。 2020年においては、世界全体で8月22日、日本単独では5月12日に 1年分の地球資源を使い果たしてしまっています。 さて、下の図をご覧ください。 毎年、国際シンクタンクのグローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN) が発表しています。 去年はコロナの影響で経済活動や工場が止まって少し環境が改善したけど ほとんど戻ってしまいましたね・・・ 2020年が8月22日と考えると、今年は7月29日・・・ 経済停滞の影響で約3週間の改善がみられていますが、、、 皆さんはどのように考えますでしょうか?? 参考:https://www.overshootday.org/newsroom/infographics/?fbclid=IwAR0x5tyr5AATyZJgEfMkcgXPF3TM8QoIjjVZD1HRhlLdolFBclJR6Bq6DtM 2021年国際SDGsランキング 2021年のSDGs国際ランキングが出ました! トップ3は北欧。フィンランドは初の1位、スウェーデン2位、デンマーク3位。 スウェーデン(SDGs17目標のデザイン、SDGsケーキなどが生まれた国) は 6年連続トップ2に入りました(4年間1位、2年間2位)。 残念ながら、日本は数年前からの傾向通り、また下がりました。18位です。 では、北欧と何が違いでしょうか? いくつかの理由があります。 その中、例えば以下の3つの事例。これからは日本が上達するためヒントです ↓ 簡単ではありますが、、、 ❶ 科学 vs 直感 北欧→ 「科学的なサステナビリティ」に合わせて、取り組み。 日本→ 「直感的なサステナビリティ」がまだ多い。 ❷ アウトサイドインのアプローチ 北欧→ 「世界での状況」を理解した上に、 行動する (専門的でoutside-inと呼ばれています) 日本→ 「自分・自社・日本国内の状況」を見てから行動する (inside-out と呼ばれています) ❸ ホリスティック・シンキング 北欧→ 「全ての問題を同時に」アプローチするによって、 大きな結果が出る (専門的でHolistic Thinkingと呼ばれています) 日本→ 「各ピースに別々に」アプローチするによって、 より小さな結果しか出ない可能性がある。 ※ランキングの詳細はこちら: https://dashboards.sdgindex.org/rankings いかがでしたでしょうか 本日は簡単にSDGsの国際ランキングを解説しました。 実は、先進国の中でも日本はSDGsに関する立ち位置はとても低いです。 もちろん日本が上に上がっていく手法や思考は残されていますが、 時間がたてばたつほどに、グローバルから取り残されてしまう可能性があります。 もしかすると、既に海外の資本が日本にはいり、日本独自の会社というのも 少なくなってしまうのかもしれません。 そのようにならないよう日本のこれからの動きにも注目し、 各企業の動きが大切になってくることがお伝えできていれば幸いです。 それでは、いってらっしゃい!! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コンサルティング国際ランキング, アースオーバーシュート, SDGs 廃プラスチック 熱分解油リサイクル始動? 2022年7月更新 SDGsは正しいのか?悪の考えを...