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会社で成果を出していくために・・・

皆さんは日々成長をしていますか??

この問いにYESと答えられる方とNOと答える方、
このブログを見ていただいている方がどのような考えなのか気になるところです。

本日は従業員(特に20~30代)の方にお伝えしていきたいと思います。
もちろんそれ以外の方でも、この記事を読んでいただき部下や同僚で悩んでいる方を
支えてあげるきっかけにしていただければ嬉しいですね!

さて、早速ですが、

皆さん周りに、

◆いつまでたっても仕事の成果が出ない。
◆会社からも期待外れだったと思われている気がする。

そのように焦っている方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

事実、弊社で中小企業対象にSDGsの研修を行なっていると、そのような悩みを抱えている方もいます。

個人的には、企業の成長には従業員の活躍は必須ですし、
なにより働いている際にマイナスな気持ちをできる限り持ってほしくないと考えています。

プラスチック業界に限らず
「仕事ができるようになるには、何年くらいかかりますか?」という質問を受けることがあります。

私は「個人差はあれど、普通に働いていたら5年くらい」と答えることにしています。
5年を長くとるか、短くとるかはその人次第ですが、大抵は「長い・・・」と返されることが多いですね。

皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、
有名な法則で「1万時間の法則」というものがあります。

1万時間というのは、
物事を1人前にできるようになるために必要な時間だといわれています。

実際には、努力の「質」や経験の「数」、
物事の難易度などによっても変わりますので、目安にはなりますが、
「1万時間」というとインパクトがあり、本などでも一般的に知られています。

前置きが少し長くなりましたが、
今回は「成長」をキーワードにしてお伝えしていきます!!

今回も変わらず、本の情報や弊社の独自目線でまとめた記事となります。

「5年間」は成果が出なくても焦る必要はない

このような見出しを出すと、怒られてしまうかもしれませんねww

ここでお伝えしたかったのは、
「5年間同じ成長曲線をしないことが大切」ということです。

●人の成長曲線は正比例だけではない

先ほど、1万時間について触れましたので少し深堀します。
ビジネスパーソンでいうとどれくらいの期間になるか。

毎日の労働時間を8時間とすると、1万時間÷8時間=1250日が必要となります。
もちろん、会社員は365日毎日働くわけではありませんので、
年間の平均休日は114日(2018年の厚生労働省データ)で出ていますので、
労働日数は、【365日−114日=251日】。すると【1250日÷251日=4.98年】となり、
おおよそ5年程度働けば1万時間を達成することができます

人は面白いもので、言葉通り十人十色です。

正比例のグラフのように時間とともに着実に成長する人もいれば、
指数関数のグラフのように、4年目まで成長の兆しが見えない場合でも、
5年目になって急激に成長することもあります。

特に、指数関数的に成長するタイプの人は、
初期の段階では成長している実感を得にくく、途中で心が折れてしまったり、
諦めて退職してしまったりします。

指数関数的に成長する人の見極めを誤ると、
成功の芽を摘んでしまうことにもつながり、会社にもデメリットになることはいうまでもありません。

これは悩んでいる若手の方も知ってほしいですし、マネジメントする側も知ってほしいところですね。

昨今叫ばれている人手不足の中小企業では、
どうしても3年で1人前、早いところでは1年で1人前になってもらわないと困るというところもあります。

(個人的には「即戦力で活躍」という言葉はあまり好きではないですね。
もちろん経営サイドからすると、嬉しい限りではありますが、
活躍してくれる個人の考えや気持ちもしっかり考慮していきたいと考えています。)

仮に3年で芽が出ない場合、「仕事ができないやつ」といういらない、
レッテルを貼ってしまうのでしょう。

本の情報を借りると
教育心理学に、「ピグマリオン効果」というものがあります。
(人材教育に使える考え方です)

簡単に説明すると、
例えば、事前に上司やマネジメント側に対して「この社員は営業成績が伸びる社員です」と
伝えたうえで教育に当たらせた結果、実際に成績が上がった、という現象です。
反対は「ゴーレム効果」といい、人は他者から期待されないと成績が低下するという現象です。

10~20代の方は、「怒られて悔しくて伸びる」<「褒められて伸びる」の方が主流のようですし、
「上司の背中をみて成長しなさい」という、教育方針では離職率も高い傾向があるようです。
このようなことも、知識として知っておいて損はないかもしれません!

 

過度な期待よりも小さな期待を少しずつ

見出しの通りではありますが、
過度な期待からのプレッシャー、達成できなかった自分への落ち込みなど、
少なからず「期待」というのは従業員に影響を与えます。

できない社員だと思い込まれてしまうと、
その社員には、成長の機会を得られる仕事がなかなか割り振られません。
できる社員だと思われている人には、
「最近伸びている彼、彼女に仕事を任せてみよう」と成長の機会を得られる
仕事がたくさん舞い込みます。

結果として、ビジネス人生は約40年と考えると大きな差が生まれてしまいます。
「3年で芽が出なかった人でも、10年後には会社を支えるエース社員になるかもしれないと」
そう考えると、どうでしょうか・・・

私はその一歩目が、「小さな期待の繰り返し」になるかと考えています。

会社としては、
社員が1万時間に達するまで諦めずに成長し続けられるように方針を立てることが重要ですし、
現場の上司や先輩にも少し長いスパンでしっかりと教育し続け、
フォローするよう意識を変えていく必要があるのではないでしょうか。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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