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ESG投資を勉強していこう②

いらっしゃいませ!

本日は以前のブログでも掲載しております、ESG投資について学んでいこうと思います。

※毎度の通り、本ブログは私の備忘録として活用している面もあるので、

そのあたりご了承ください。

さて、今回は第二段ということで、下記の内容をお伝えしていこうと思います。

しばらくは歴史関連を学んでいこうと思います!!

ここ学ばないと、ESG投資は言葉だけの認識で終わってしまいますからね!!

前回のブログをご覧になっていない方は、基礎知識として確認していただければ幸いです。

ESG投資について勉強していこう①

本日はESG投資の歴史:起源と欧米発展というタイトルで、

下記3つを学んでいこうと思います。

①ESG投資の起源はキリスト教から

②ESG投資の手法が拡大

➂2000年 英国年金法改正が契機になる

少し、堅苦しい内容になるかもしれませんが、

ぜひ最後までお付き合いしていただければ幸いです。

 

それでは、いってみましょう!

ESG投資の起源はキリスト教から

ESG投資発端はキリスト教と言われています。

細かい歴史は省きますが、1760年に説教集にある「金銭の使い方」における

3つ目の原則を強調して、社会的責任投資(SRI)の基礎を作りました。

【金銭の使い方 3つの原則】

①大いに獲得し

②大いに節約し

➂大いに捧げなさい

つまり、金銭を使うときは社会的責任をもって捧げること、

そして倫理的価値をもって捧げることが重要であると説いたのです。

例えば、戦争やギャンブル、アルコールはNGだったり、

貧しい人達へ与えるという社会的、倫理的であることが必要ということです。

結果、欧米のプロテスタント教会はネガティブスクリーンによる倫理的投資を推進して

1900年~1960年代の社会的責任投資の基礎を作りました。

※ネガティブスクリーン:倫理的でない内容については除外する考えかた。

 

ESG投資の手法は徐々に拡大

ネガティブスクリーンを通して、SRI(社会的責任投資)の手法が拡大してきました。

例:株主がついに企業側へ行動を起こす。

■1965年にニューヨーク州で黒人暴動発生後、黒人従業員の雇用と生活条件の改善活動開始

1967年には黒人労働雇用環境改善を要請し企業側と同意。

この活動は株主が企業側へ改善を求める株主行動として認識され、

企業と株主の対話が始まる契機となりました。

上記の動きが活発化するにつれ、社会的責任投資の意義は大きくなり、

ダイベストメント(投資の引き揚げ 撤退)が発生。

※ダイベストメント:

倫理的な活動をしていない企業に対して、投資家が投資資金を引き揚げること

そして、ネガティブスクリーンに加え、

1980年(米国)でポジティブスクリーンの概念が広がりました。

※ポジティブスクリーン:

人権、環境、動物愛護等に対する取り組みを積極的に評価する手法。

 

2000年の英国年金法が契機となりESG投資が拡大

英国年金法改正(2000年)によって、年金基金のすべての運用者に対し、

投資の意思決定における、投資先企業の社会、環境、倫理の側面を考慮している、

SRIとしての運用方針と議決権行使方針について、情報開示を義務付けることになりました。

今まではSRIの考え方の中心が教会やら一部の人間でしたが、

年金基金や保険会社などの機関投資家へシフトしていきました。

・・・少しわかりにくいですね。

簡単に言うと、

SRIの考え方はとても重要で今まで、一部の人間しか興味を持たないことだったが、

英国年金法改正により、企業は社会的責任の活動を義務付けたことにより、

投資家にもSRIの考え方が広まり、

企業はダイベストメントを恐れ、倫理的活動を求められるようになったということです。

 

ざっくりな簡易説明ではありますが、いかがでしょうか。

2000年の英国年金改正が契機にESG投資の考え方が始まったということです。

もちろん2000年以前にも似たような考え方はありましたが、

拡大のきっかけになった事案とご理解いただければよいと思います。

 

まとめ

いつものように今回の内容をまとめてみます。

①ESG投資の起源はキリスト教

・「金銭の使い方」の3番目、大いに捧げるという概念がESG投資の発端

倫理的、社会的責任を伴った活動を広めたきっかけでもある。

②ESG投資の手法は徐々に拡大

・ネガティブスクリーン、株主の対話、ダイベストメントなど、投資家の行動範囲が広まる

・環境、人権などに対する取り組みを評価するポジティブスクリーンという手法へ

➂2000年の英国年金法改正が契機に

・英国年金法改正により、運用者(企業)に対し、情報開示を義務付ける

・SRIの考え方の中心が、教会や個人から機関投資家へ移行するきっかけとなった

 

いかがでしたでしょうか。

ちょっと堅苦しい内容になってしまいましたね・・・

私が学習している内容をご紹介させていただいておりますが、

できる限りわかりやすく記事にしているつもりです。

次回の内容もご覧いただきESG投資の学習として、ご利用いただければ幸いです。

それでは、行ってらっしゃい!!

 

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