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ESG投資について勉強していこう①

いらっしゃいませ!

最近は肌寒くなり、気温の変化が激しいですね。

国内のコロナ関連の話もあまり良い方向ではなく、緊急事態宣言の延長にもなりそうです。

その中で皆様は日々どのような活動をされていますか?

私は現在、ESG投資アナリストの勉強を始めています。

以前取得しております、SDGsビジネスマスター資格に親和性があり、

ESGアナリストとしても知見を広げていき、皆様へお届けしていきたいと思います。

ESG投資アナリストも資格検定があり、そちらに向けて日々学習中です。

そこで、私のほうから端的ではありますが、

ESG投資に関する基礎内容を一部皆様へお伝えしていこうと思います。

※現在、私が学習しているESG投資アナリスト検定資格の学習内容とは

異なりますので、あらかじめご了承ください。

いくつかのパートに分けてお伝えしていく予定です。

ボリュームが多すぎるので、その中でも一部をお伝えしていきます。

それでは、いってみましょう!

 

活躍の場が広がる?ESG投資とは?

早速ですが、ESG投資を少しおさらいしましょう。

ESG投資とは=ESG課題を考慮した投資戦略

・・・

わかりにくいですね。

環境(Environment)、社会(Social)、コーポレートガバナンス(Governance)の

略称でそれぞれの頭文字をとってESGと言います。

①環境(environment)

・気候変動問題

・化学物質への対応

・生態系破壊 など

②社会(social)

・顧客の安全性確保

・従業員の雇用

・サプライチェーン関係 など

➂ガバナンス(governance)

・経営者の評価と責任

・企業不祥事の防止

・投資家との対話 など

上記のような、内容をクリアすることで投資家と対話していき、企業は戦略を立てます。

 

世界のESG投資率

さて、ESG投資ってそこまで、日本国内で耳にすることがないかもしれませんが、

各国の投資状況はどうなっているのか?

こちらは各国の関連団体が集計・公表しているGSIAという組織が取りまとめた数値です。(2018年データ)

①欧州:48.8% ②オーストラリア、ニュージーランド:63%

➂米国:25% ④カナダ:50% ⑤日本:18%

上記数字より、日本は相対的に投資率は低い。

しかし、2016年の数字は3.4%なので、日本国内でもESG投資率が拡大している。

では、各国でなぜESG投資の割合が拡大しているのか??

答えはアセットオーナーからの要請が背景にあります。

(※アセットオーナー:自ら資産をもって運用、もしくは運用を外部委託する組織。)

簡単に言うと、たくさんの資金を持っている組織が投資先企業を対象に、

ESGの観点を取り入れ、改善していくように要請が入ったのです。

ちなみに、個人の投資家もESGに関わっている企業に対する投資が増えています。

特に、20~30代の若い世代については、68%がESG投資に関心を持っています。

 

ESG知識はどのように活かせるのか?

では、ESG投資の知識を身に着けることによって、

どのような業務に活かすことができるのか?

おそらく今後、ビジネス基礎知識として必須になります!!

・富裕層や法人営業向けの投資プラン作成

・自身がアナリストとなる

・ESG関連の企画立案

・IRにおける投資家説明

・SDGsを推進している部署(サステナブル部署等)

・環境関連の仕事全般

いずれにせよ、ESG知識を持つことによって、

環境関連の企業や脱炭素に向かう企業の動きを予測していくもできるはずです。

 

まとめ

ダラダラと書いてしまったので、自身のためにも少し整理します。

1.ESG投資とは

・ESG課題に考慮した投資戦略

2.世界のESG投資状況

・欧州では約50% 米国は30% 日本は18%

・ただし日本は急激にESG投資率が増えている。

先行投資による先行者利益はあるかもしれませんね・・・ww

・ESG投資の背景にはアセットオーナーの影響

3.ESG知識はどこで使えるのか?

・ビジネス全般の基礎知識になっていく

・事業会社等ではIR活動、サステナブル部門では必須知識

 

と、簡単にまとめてみました。

いかがでしたでしょうか。

今回は1回目ということで、基礎部分をお伝えしていきました。

第2回のESG投資基礎知識も、後日お伝えできればと思います。

来週は、容器包装リサイクルPETの落札結果詳細を載せる予定ですので、

該当の方は必ずご覧ください!!

それでは、いってらっしゃい!

 

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