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先週はかなり動きました…情報共有!!

いらっしゃいませ!!

先週は、かなり動いて情報収集と精査をしておりました!

ブログ更新が遅れてしまい申し訳ございません。

リアルタイムの情報を少し共有させたいただこうと思いますので、

ご参考いただければ幸いです。(詳細が気になる方は弊社までご連絡ください!)

それでは、行ってみましょう!!

気候変動サミット開催

そういえば、気候変動サミットが開催されましたね。

米国と中国の協力体制が垣間見れた進展のある会議であったのではないでしょうか。

日本の立場としては、目標数値を大幅に上げていますね。

その中で、面白いと感じたのは無印良品の動きですね。

PETボトルを廃止してアルミ缶にシフトする。内容量が減ることによる実質値上げを実行するようですが、

賛否両論なのかな?と思いながらニュースを見ていました。

結論としては、水平リサイクルが必要なのでしょう。

ただ、ニュースだけで判断すると、アルミ缶変更は脱プラに繋がるからGOODという言い方でしたね。

気候変動の意味合いでいうと、現状反していると考えられていますが皆さんのお考えはいかがでしょうか。

このトレードオフ問題もSDGs経営で解決のヒントを摑めるかもしれませんね!!

 

需要供給バランスの変化

それでは、少し原料の動きについてみていきましょう!

【WTI原油】※4月14日週でポイント絞ってお伝えします。

4月14週末値:59.3㌦

①OPECプラスでの協調減産幅の縮小が決定

②イランが原油供給拡大を表明していることから、原油供給緩和される

➂原油輸出国であるイランからの供給可能性があるため、今後の動きにも注意が必要

【PET市況】

①アジアのPET市況は全体的に下落したが、いまだ根強い需要が残っている

②アジアのPET供給元の在庫が減少しているため、供給が追い付いていない。

➂供給元は需要家への売りを急いでいる訳ではないが、

在庫確保および石油価格上昇を狙っていることがうかがえる。

 

さて、上記内容も踏まえて最近の日本国内再生材との関連性を見ていきましょう。

 

【日本の動き】

中国向けの動きが大きくなっており、再生材の価格も上がってきている。

PET樹脂でいえば、ベールの価格が大幅に変化しており原料(ベール)不足による、

メーカーへの納品数量も限定的になっている様子。

特に、中国ではシート関連の需要が多くシートグレードペレットやフレークの動きが強い。

先月には容リペットベールの落札結果が反映されているが、それよりも

高い値が付き始めてきており、容リでペレット製造可能なメーカーに有利な状況。

ただし、シートグレードではあるので、色味や異物についてはチェックが入るため、

副産物関連やペレットロス品等の物性不安定の商材は大きな変動はなさそうです。

(きれいな副産物等であれば、一時的に高値になる可能性はありますが)

また、各エリアでPETベールの不足が発生しており、一部を除いて

フレークやペレットの供給が滞っている企業もあるようです。

エリアを超えての原料供給を実施している企業もあり、

関西圏での工場設立に向けての動きも大きくなってきています。

ボトルグレードだけでなく、シートグレードの動きが活発化する中、

原料発生量よりも需要および製造キャパが大きい中、

原料を集めることができるかがカギを握りそうだ。

特に中国関連の方は過去の在庫を持っている可能性があるので、

単純な利益目当てであれば、今期は利益を上げやすい状況ともいえます。

 

【海外の動き】

前段階が少し長くなってしまいました・・・

アジア圏の動きについて少し触れていきます。

結果としては、各国での需要は増えてきていますが、

国ごとに価格差が出ていることが挙げられます。

現状、中国やアメリカが価格だけ見れば高い状況で、

台湾やベトナムなどはまだ価格が追い付いていない状況です。

つまり、これから台湾、ベトナムでも価格の上昇が予測されます。

(実際に、弊社も各国からのお問い合わせをいただいております。)

海外の取引は需要供給にはシビアで、需要がある場合は大きな動きもありますが、

縮小した場合の切り替えの早さもありますので、海外シフトに切り替える割合も

考えなければいけません。(短期的という意味ではよいかもしれない)

いずれにせよ、安定的に長く付き合えるパートナーを探していくことが

重要であることは言うまでもありませんね!!

 

 

いかがでしょうか。

昨日から緊急事態宣言も発令されており、

昨年とは異なる移動の自粛(昨年はGOTOなどあり)となるため、

PET樹脂はじめそのほかの樹脂の発生量が減少するのか・・・

今年の夏場は例年よりも原料仕入れの動きが困難になる可能性もありますので、

各エリアの情報等しっかりと集めていきましょう!

国内国外への仕入れ、販売ルートでご相談も受け付けております。

何かお問い合わせやご質問があれば、ご連絡いただければ幸いです。

それでは、行ってらっしゃい!

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