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幸福な人生をあきらめる人が増えている

いらっしゃいませ!

突然、重たいタイトルのブログになりましたww

最近、40~50代の方とお話しする機会があり、(業界外の方ですが)、

雑談の中でとても、興味深いことをお話しいただいたので、ご紹介していきます。

話の内容を要約すると下記の通りになります。

①自分の人生が不安

②これから新しいことをやる勇気がない

➂家庭も子供もあるが、幸せを感じきれない

④将来が不安で心が不健康

などです。

もっと深い考えがあったのかもしれませんが、私なりにまとめてみると

このような内容になります。それらの内容に興味を持って、少し調べてみました。

「40代、50代で人生を諦めてしまう人」が抱く不安

 

実際に、30代後半から50代にかけての中年期に心の不調を訴える人が、増えてきているそうです。

もちろん精神的な問題であることと言えますが、

上記年代の約80%の人が経験するといわれています。

本記事をご覧の方にも、

『自分の人生は無意味だったのではないか』といった不安を抱えている方は、

いらっしゃるのかもしれません。

解決策とまではいかないかもしれませんが、本記事を参照いただき、

同様の悩みを持っている方に少しでも役に立てればと思います。

それでは、いってみましょう!!

 

30代後半~40代 自分の幸せをあきらめてしまう?

40代で「幸福な人生を諦める人」が増えているそうで、

皆さんの周りの方はいかがでしょう。もしくはご自身はいかがでしょうか?

30代後半から50代にかけての

中年期に訪れる深刻な精神的危機をミッドライフ・クライシスと呼ばれます。

男女を問わず、約80%の人が経験するといわれており、

例えば、

・「競争に勝ち、いい学校、いい会社に入って出世すること」

・「働いて少しでも多くのお金を稼ぎ、いい暮らしをすること」

・「会社や社会に求められる人材になり、

ときには自分の時間や生活を犠牲にしても、会社の利益に貢献すること」

などを「正しい」「幸せ」と信じて生きてきた人が、

人生の中盤~後半に入ったとき、

それまでの生き方に疑問を持ったり、価値がないと感じたりすることがあります。

同時に、「自分の幸せや求めていることが正しいのか?」など、

自身の人生に疑問を持ち葛藤も感じていきます。

もちろん、中年期にさしかかると、

若い頃に比べて体力や気力、記憶力、容姿などが変化していきます。

若い時代に通じていた、自分の常識や勝ちパターンなど、経験値をもってしても通じなくなり、

「社会人として、会社や社会にとって要らない人間なのではないか」と考え、

不安や恐怖に襲われたり、苦しんだりするようになります。

簡単に説明をしましたが、上記がミッドライフ・クライシスです。

これには、どうやら素直に一生懸命に社会へ適合してきた人ほど陥りやすいといわれています。

その結果、うつ状態になってしまったり、

仕事や家庭を放り出してしまったりする人も少なくありません。

ここでお伝えしたいのは、決して悲観することではないということです。

ある意味80%の人がそのような状況になっていますし、一人で苦しむ必要はないです。

解決策の一部をこの先紹介していきますが、

目まぐるしく変化する時代に応じて、価値観をシフトすることができず、

ミッドライフ・クライシスを契機に、過去に目を向けてしまうことが多くあります。

例えば、職場の飲み会や同級生と会った時、

「あの時まではよかったな」と、未来の人生を自分で変化させることを拒んでしまうのです。

 

社会のルールに縛られてきた経験の影響?

皆さんの過去にはどのようなことが起こって、どのような経験を得ましたか?

私たちは子どもの頃から、親や学校、テレビ、雑誌などのメディアによって

「素直さ」「良い子」「社会で成功」「人の役に立つ」「競争して勝つ」

など、教えられてきました。

もちろん、そのことは決して悪いことではなく、思考を育てる面では必要です。

社会人になると、「会社に求められる人材であること」がルールに変わります。

しかし、多くの方は「自分が本当に心から望む善」と異なっています。

先にも書いた通り、社会や会社のルールを受け入れることは生きていく上で必要です。

お伝えしたいのは、社会のルールや会社での在り方のルールにとらわれ過ぎていて、

自分個人が本当に求めている価値感さえも、上書きしてしまっているのではないかということです。

自分の人生を社会や会社にコントロールされているという表現は、少々強いですが・・・

会社や社会、資本主義というルールの中では、競争がついてまわります。

自身の価値観が競争に向いているのであれば、素晴らしいことだと思いますが、

おそらくミッドライフ・クライシスとなる可能性のある人は、

自分とは違う価値観の中で戦わざる得ないというのも事実ではないでしょうか。

また、競争志向の方でも、競争に勝てばお金という対価を一時的に得られるかもしれません。

けれど、その先には「今度は勝てないかも・・・負けたら価値がない」など

不安がつきまといますし、人は永遠に「勝ち続ける」ことはできないのではないでしょうか。

 

自分だけの幸せをつかむことは困難なのか?

自分だけの幸せをつかむために、特に若い人達へのアドバイスをお伝えします。

これから新社会人になる方や、就職活動関連に向けて動く人事や学生へ届けば幸いです。

「会社に求められる人材になる」「社会の役に立つ」という気持ちも大事ですし、

決して否定されるべきものではありません。

ただし、そのような頑張る気持ちがだけで社会と向き合うのは、

自分の幸せを遠ざけてしまう可能性があるので注意が必要です。

特に若いタイミングでは、「求められたことに一生懸命に答えることは必要」と思います。

無我夢中で社会のルールをそして会社のルールだけを鵜呑みにしてほしくないということです。

 

営業成績が常にトップの人材はもちろん素晴らしいですが、

「次は負けるかも・・・」など、プレッシャーを感じるでしょうし、

自分の価値は会社の数字だけではない思うのではないでしょうか。

 

いかがでしたでしょうか。

いろいろ考えて、いろいろ調べてましたら、少し長くなってしまいました・・・

まだまだお伝えしたいこともありますが、次回にします。

私も記事を書いていて、

ミッドライフ・クライシスの対処を本当に学びたくなりました。

人間は一人では生きていけず、承認欲求を求める複雑な感情を持つ生物です。

今、悩んでいない方にでも、ぜひこの記事を参考にしていただければ嬉しいですね。

それでは、いってらっしゃい!

 

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