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顧客を夢中にさせる! – 商品・サービスを「ハマる」体験に変える4つのサイクル – 前編

ユーザー行動を促進する、トリガーとアクションの重要性を考える

突然ですが・・・
「ゲームに夢中になった経験はありますか?」
「特定の商品やサービスにどっぷりハマったことはありますか?」

多くの人が、何かに夢中になった経験があるのではないでしょうか。
顧客が商品やサービスにハマるには、一定の法則が存在します。

本記事では、顧客が商品・サービスにハマるための
4つのサイクル「トリガー」「アクション」「リワード」「インベストメント」について、
前編として「トリガー」と「アクション」を解説していきます。

1. 顧客をハマらせる4つのサイクル

顧客が商品・サービスにハマるためには、以下の4つのサイクルを意識することが重要です。

  1. トリガー: 顧客の行動を促すきっかけ
  2. アクション: 顧客に行動を起こさせる
  3. リワード: 顧客に報酬を与える
  4. インベストメント: 顧客のエンゲージメントを高める

2. トリガー – 顧客の行動を促すきっかけ

トリガーとは、顧客が商品・サービスに興味を持ち、行動を起こすきっかけとなるものです。

  • ユーザーの苦悩を理解する:
     顧客が抱えている悩みや課題を深く理解し、その解決策となる商品・サービスを提供する。
  • ストーリーで共感を得る:
    顧客の感情に訴えかけるストーリーを語り、商品・サービスへの共感を深める。

3. トリガーを設計するためのフレームワーク

ユーザーの苦悩を理解し、
効果的なトリガーを設計するために、以下のフレームワークを活用しましょう。

  • あなたのプロダクトやサービスのユーザーは誰だろう?
  • あなたが狙う習慣の直前に、ユーザーは何をしているのだろう?
  • ユーザーに何が起こるたびに、意図している習慣の最初の行動をとるか?

4. アクション – 顧客に行動を起こさせる

アクションとは、顧客がトリガーによって促され、
実際に商品・サービスを利用する行動のことです。

  • 行動を起こすための3つの要素:
    • 十分なモチベーション: 顧客が商品・サービスを利用したいと思う強い動機
    • 行動するための能力: 商品・サービスを利用するための知識やスキル
    • 行動を起こすトリガー: 顧客を促すきっかけとなる情報や体験

5. アクションを設計するためのフレームワーク

顧客に行動を起こさせるためのアクションを設計するために、
以下のフレームワークを活用しましょう。

  • あなたが設計したプロダクトやサービスにおいて、ユーザーが体験する順番はどうなっているのか?
  • あなたのプロダクトを繰り返し使うことの障害になるものは何だろうか?
  • アクションを楽にするための3つのアイデアを考えてみよう。

6. まとめ – 顧客の行動を促す、トリガーとアクション

顧客を商品・サービスに「ハマらせる」ためには、
まずは、顧客の行動を促すトリガーとアクションを効果的に設計することが重要です。

顧客のニーズを深く理解し、共感を得られるストーリーと、
行動を起こしやすい環境を提供することで、顧客とのエンゲージメントを高め、商品・サービスの利用を促進することができます。

次回は、顧客を「ハマらせる」4つのサイクルの後半として、
「リワード」と「インベストメント」について解説していきます。

point:

  1. 顧客行動
  2. 商品開発
  3. サービス開発
  4. マーケティング
  5. 顧客エンゲージメント
  6. トリガー
  7. アクション

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