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リーダーの才能に目覚めよう!

いらっしゃいませ!

最近、気候の変化が激しく体調を崩されている方が多いそうですね。

私は10月からのGOTOキャンペーンを利用しての、

出張続きで体力が少し落ちている気がします・・・

移動中や宿泊先で本を読んでいるのですが、

その中で面白い内容がありましたので共有をいたします。

今回は「ストレングスリーダーシップ」著者:トム・ラス&バリー・コンチーです。

一言でいうなら、自分の才能にいち早く気づき、リーダシップを育てる内容です。

コロナ渦のなかで、テレワークなど含め組織が大きく変わっている中で、

必要不可欠な内容が記載されておりますので、経営者やリーダーにはとてもおススメです。

それでは、いってみましょう!

有能なリーダーは何をしている?

2006年実施の調査で、

100人にリーダーシップ能力を自己評価してもらった結果、

97%が自分のリーダーシップ能力を平均か平均以上と回答しています。

ここで、重要なのは平均以上の能力を持っているかということではなく、

97%の人間がリーダーであると自覚している点です!

(組織に限らず家庭でもリーダともいえるでしょう)

さて、これだけリーダーがいる中で、

皆さんはどのようなリーダーについていきたいでしょうか?

リーダーは自分の人生に少なからず影響する人材です。

それではより良いリーダーというのは、どのような人材なのか、

大きく3つに分けてご説明いたします。

1.常に自身、他人への強みに投資をしている

あるデータがあります。

企業の経営陣が従業員一人一人の強みに注目できていないとき、

職場で従業員が仕事に熱意をいただく確率は9%と言われています。

反対に経営陣が従業員一人一人の強みに注目できていた場合、

73%へ確率が上がります。

そもそも、弱みに注目してしまうと人は自信を失ってしまいます。

では、そもそも強みとはなにがあるのであろう?

本書では大きく34の資質に分けて説明をしているのですが、

ここでは3つの資質に絞ってお伝えしようと思います。

リーダーは自分も他人の強みを知ることが必要です。

①アレンジ力

アレンジ力が優れている人は、組み合わせることが上手な一方、

この能力を補完する柔軟性も備えています。

状況やプロジェクトのあらゆる要素や資源を何度も並べ替えることが得意です。

この人は、新しいことに挑戦するときに才能を発揮するので、知識や技術レベルに応じて、

できる限りの挑戦をさせると良い。(管理職にもふさわしいかも?)

②信念力

このタイプの人間は普遍的な価値をもっており、その価値というのは

その人の人勢に明確な意義をもたらしている場合が多いので、

同様のタイプの人間と仕事をすることで、成長していくことが考えられます。

リーダーからすると、その人のコアバリューを聞いてあげることだけでも、

良い関係性を作ることができるでしょう。

➂適応性

この人は、「状況に身を任せる」ことを好みます。

このタイプの人にとって重要なのは「今」で、時々の状況を柔軟に対処し

毎日の選択によって将来を見出していくタイプ。

例えば、共感性にも優れている人材であれば顧客の様々な欲求に素早く察知して

対応するべき部署に配属をしてあげたり、成長促進の資質を併せ持つなら、

教育係にしていくことも、その人の熱意を上げることにつながります。

2.周囲に適切な人材を配置しチーム力を最大に活かす

まずご理解いただきたいのは、リーダーは万能でないということ。

最高のチームが万能になるという考えを持っていただくのが第一です。

では優れたチームを作るためにはどのようにしたらよいか・・・

本書では4つにわたる領域のリーダーシップを備えているとしています。

①実行力

この素質が際立っているリーダーは、何かを実現する力があり、

そのためのアイデアや情報収集を捕まえて現実にする能力が強い。

②影響力

この素質が際立っているリーダーは、チームの言い分を外部へ伝えようとし、

組織内外にアイデアを売り込むことに長けている。

グループの主張を周りに確実に聞いてもらいたいときにはこのような

人材が適任である。

➂人間関係構築力

この素質が際立っているリーダーは、チームをまとめるなくてはならない存在です。

例えばポジティブさや調和性の資質を持ったリーダーが混乱を最小限に抑え、

チーム全体のエネルギーを高く保てるよう尽力します。

④戦略的思考力

この素質が際立っているリーダーは、あらゆる可能性に目を向けさせることができます。

絶えず情報収集や分析に力を注ぎ、チームに良い決断をさせる努力を惜しみません。

戦力性の資質を併せ持つと、

将来起こりうることへの最前の道筋を示したりすることができるでしょう。

 

これら4つの領域の素質を持った人間を、相手の強みや弱みを知った上で、

最高のチームを作り上げることができるのが有能なリーダーとされています。

3.フォロワーの欲求を理解している

フォロワーにはリーダーについていく明確な理由があります。

フォロワーがリーダーに求めるものは4つの基本欲求があります。

①信頼

信頼という土台には企業における従業員の熱意に密接して関連しており、

業務スピードも上がる。(初見の相手と一緒に仕事してもなかなか成果は上がりません)

長い時間が解決するわけではなく、リーダーはたとえ困難な知らせを伝えるときでも、

どこまでも率直であるしかなく、それが一番の信頼関係構築につながるとしています。

②思いやり

ここはある意味一番難しく、結論は従業員が会社を愛せるようになることが必要です。

つまり、人間に心があるように会社にも心がないと達成することはできない。

それでは会社の心とは何か?

もちろん福利厚生や給与などの物理的な支援は出来そうだが、

なによりその人のありのままの姿で仕事ができる環境作りをしていくことが重要です。

➂安定

従業員は必要な時にいつでも頼れるリーダーを求めている。従業員としては、

リーダーのコアバリューを知ることが安定につながっていると考えられる。

また、会社の将来的な見通しに自信を持っている従業員が仕事に抱く熱意は強く、

会社の透明性ほどすぐに安定をもたらしてくれるものはないでしょう。

④希望

有能なリーダーシップには困難な問題を解決する能力が欠かせないが、

希望と期待を生み出すためには、今後の可能性を明確にすることが

問題解決よりも重要であり、大きなビジョンとアイデア実現に向けて、

リーダーが伝えるということが必要です。

 

いかがでしたでしょうか。

一言にリーダーシップといっても、自身が考えるリーダー像と異なった部分も

あったのではないでしょうか。

何か、不安になったときや考えをまとめたい時などに

本を読むのは自分の整理にもなりますし良いですね!!

週末は関東寒いようですが、しっかり体調管理して

コロナに負けないようにいきましょう!

それでは、いってらっしゃい!

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