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中国 最高レベルのプラスチック規制

いらっしゃいませ!

皆さん新年あけましておめでとうございます。

本年もロコモーティブをよろしくお願いいたします。

昨年は怒涛の年でした。プラスチック業界も大きく転換期を迎えた

年ではなかったでしょうか?

今年も、様々な情報を皆さんにお伝えできればと思いいますので、

何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、

年始初回の記事ですが、中国の動きについてお話ししていきたいと思います。

おそらく、2021年1月から中国で規制強化される旨はご存じな方も多いと思います。

どのような規制なのか・・・もう少し詳しく見ていきましょう!

中国 経済参考報によると・・・

まずは、概要を見ていきましょう!(参考資料:Record chinaより)

2020年初めに中国国家発展改革委員会と生態環境部が公表した

「プラスチック汚染対策をさらに強化するための意見」は、

業界から「史上最も厳しいプラスチック規制令」と見られている。

2020年末までに、直轄市・省都・計画単列市の市街地のショッピングセンター、

スーパー、薬局、書店などの場所、飲食店のテイクアウト・出前サービス、

各種の展示会において、

非生分解性プラスチック製袋の使用を禁止する。

全国の飲食店で非生分解性プラスチック製ストローの使用を禁止する。

地級市以上の市街地、観光地の飲食店で非生分解性の使い捨て容器の使用を禁止する。

2019年の中国のプラスチック製品の生産量は8184万トンで、世界の4分の1を占めている。

一方で、欧州バイオプラスチック協会(EUBP)のデータを参考して見ると、

中国の生分解性プラスチックの消費量は世界全体の4.6%に過ぎない。

プラスチックの使用を「制限する」から「禁じる」へと変えた政策は

生分解性プラスチックの浸透をさらに加速させると指摘しています。

生分解性プラスチックが主流になる?

中国の動きは世界の市場をシフトさせる力を持っていると思いますし、

大きな懸念事項にもなり得ます。

さらに今後の生分解性プラスチック業界には巨大な市場が潜んでいると考えられます。

全国でのプラスチック禁止政策は中国国内の生分解性プラスチックの需要をけん引するでしょうし、

2025年に宅配・梱包資材、使い捨て容器、レジ袋、農業用マルチフィルムという4つの分野において、

生分解性プラスチック製品への需要は総計250万トンの市場空間を形成し、

市場規模はおよそ500億元に達すると推計されています。

このことを踏まえて、今後の中国の動きを予想してみましょう!

生分解性プラスチックは市場マッチできるか?

私個人の予想ですが、

現在、中国の生分解性プラスチックはまだ導入期にとどまっていると考えてます。

従来のプラスチックと比べ、生分解性プラスチックの生産コストは高く、

市場化プロセスで最も大きな壁になる。

政府がプラスチック禁止規制の立法と実施を強化し、

生分解性プラスチックへの援助策を導入する動きがあれば、

経済循環として成り立つ可能性もありますが、

よくも悪くも、「利益や価格」を追う中国ビジネス文化において、

コスト高の商材が受入れらるのかは、現状疑問視が残ります。

日本国内では日本人含む各種リサイクラーが設備投資を積極的に行い、

製品として日本から中国へ輸出する動きも強まっています。

また、石油価格も10か月ぶりに50ドルとなったことも影響しているためか、

中国はリサイクル原料へのシフトが増えてきそうな気がします。

もし、ここで中国が輸入によるリサイクル原料需要があるとなると、

生分解性プラスチックへのシフトは遅延してくるのではないかとみています。

今年もよろしくお願いします。

いかがでしたでしょうか。

新年最初のご閲覧ありがとうございます。

毎年のことかもしれませんが、この業界は変化が大きく、

いつでも大量の情報が更新されていきます。

その中で弊社ブログ内容が皆様のお役に立てるよう尽力してまいります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

それではいってらっしゃい!

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