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日本TOP企業のSDGsの考え方をご紹介

本日は大手企業はSDGsに対してどのような姿勢をもって活動しているか、
私の意見も交えながらご紹介していきます。

最近、SDGsは「胡散臭い」「金持ちの道楽」「経営者もできればブームが去るのを待っている」
と具体的な意見を発信している方も見受けられますね。

私個人としては、人それぞれの感性があるのでそれはそれでアリなのかとも思います。
しかし、SDGsを拒絶している方たちはもしかすると、自分自身でマインドブロックを
かけてしまっているのではないかとも思っています。

私の過去ブログをご覧いただいている方は、感じていただいているかもしれませんが、
SDGsという概念で考えると難しいので、企業や個人がさらに成長するための「ツール」と
考えていただければよいかと思います。
(あくまで、SDGsを懐疑的に考えていらっしゃる方向けです)

本当に前向きに考えている方も大勢いるのは事実ですし、
懐疑的な方についても批判ばかりでなく、良いところやご自身のプラスになることとして、
捉えていただけるようになれば、マインドブロックを一つ外すことができるのではないかなと・・・

そのような気持ちで、今回のブログも書いていきたいと思います!!

SDGsは金持ちの道楽??

さて、タイトルにもあるように
今、日本TOPレベルの企業はSDGsに対してどのように考え、取り組んでいるのか。
弊社独自の目線とSDGsとカーボンニュートラルの目線で、
できる限りわかりやすくお伝えしていこうと思います。

【重要課題と具体的な効果を考える】
SDGsには17の目標と169のターゲットがあるのですが、
1つの企業、1人の個人としてみると関係性が高いものと低いものがあるのではないでしょうか。

企業がすべての目標やターゲットに同じレベルで取り組むというのは、
いささか現実的ではないかもしれません。(ここにも、SDGsの誤解があるのかもしれません)

では日本TOP企業はどのように考えているのか?
(今回は三菱グループの活動を参考にしています)

■自社にとっての重要課題を絞り込み
■どのような貢献ができて、効果がを提示
■PDCAサイクルを回す

大きく分けると上記になるのですが、ここまではイメージが湧くかもしれません。

大切なのはここから・・・
企業の財務情報だけでなく、
非財務情報の評価がサステナビリティ経営を実践するうえで大切な要素になる。

非財務情報と言われても難しいかもしれませんが、、、

ESG投資(環境、社会、ガバナンス)やサステナブルファイナンスなど、
金融市場からの要請を先取りすることが重要となります。

※サステナブルファイナンス:
環境や社会課題解決の促進を金融面から字ぞ可能な社会の実現を目指す取り組み。

自社事業に加え、それらを取り巻く環境やステークホルダー、バリューチェーンを考え、
重要性の高いサステナビリティ課題の解決に対して具体的な目標を設定する。

もちろん業種によっては掲げる目標は異なりますが、
考えていくべきは、目標を掲げるだけの「見せかけ」にならないようにすることです。
今年の4月に東証市場の再編で、「プライム市場」という新しい枠ができたのはご存知でしょうか。
上場企業の会社にはDXや脱炭素、人権に対する評価を金融市場から受けるようになったのです。

では金融市場がSDGsをコントロールしているのか?
大金持ちの投資家が儲かるから企業にSDGsを求めているのか?

私は、金融市場もさながら、国民(消費者)の考え方が、
変わってきているのではないかと思っています。

①消費者から選ばれる→
②投資家もブームではなく今後のことを考えて投資をする→
➂選ばれた企業にお金が集まる。→
①消費者から選ばれる・・・→・・・ 循環していくイメージです。

ざっくりではありますが、こんな感じだと思います。
冒頭、お金持ちの道楽という言葉を使いましたが、それは消費者が変化をしているからこそ
投資家の投資対象も大きく変わってきているのではないかと考えている訳です。

カーボンニュートラルの日本課題は?

気候変動の問題は昨今のニュースでも取り上げられていますが、
少しおさらいしておきましょう!!

昨年、COP26(国際気候変動枠組み条約第26回締約国会議)にて
「気温上昇を産業革命一全と比べ+1.5度に抑えるため、
世界の温室効果ガスを2030年に10年比45%削減、50年ころまでに実質ゼロにする」

このような決めごとを各国集まって決めている訳です。

では、カーボンニュートラルの解決するにあたって、日本の課題は何か?
まずは、日本の状況を簡単に見ていきましょう。

①人口に対して国土が狭い
②産業構造の比率で製造業が高い
➂再エネルギーを使う上ですべてのエネルギーを賄えない
これらが言われています。
②の産業構造については日本を支えてきた産業なので、悪いわけではないのですが・・・
ただ、課題として挙げられている事実は認識しておかなければならないですね。

日本政府はグリーン戦略として2兆円のグリーンイノベーション基金を設けているのですが、
簡単に言うと、「国の予算も踏まえて技術革新していこう!」ということです。
※蓄電池や水素、洋上浮力、バイオマス、太陽光など技術的なイノベーションを推進

しかし、再エネルギーはコストが高い・・・日本国民も物価が上がって給料上がらず・・・
(現在は円安も・・・)

企業としても
再エネルギーの価値を社会に認めてもらう、
再エネルギー価値の顕在化が日本の課題と考えてるようです。

その他にもサプライチェーンやエネルギー技術の進歩、国際競争力のUPなど、
課題を挙げればきりがないのかもしれませんが、
日本として、一企業として、一個人として、意識や行動が具体的になることが重要ですね。

そのためには、私は「知る」ということを大切にしています。
この「知る」勇気というのも、今後の皆さんの活動にも必要になってくるのではないでしょうか。

世界共通の課題解決のために、私たちができることは何か?
この想いを、TOP企業は事業戦略に取り組んでいるのです!!

日本のTOP企業の考えを私なりにまとめて、お伝えしてみました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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