コラム 未来の企業は何をする?PART1 2020.06.02 いらっしゃいませ! 本日は東京で34人の感染者が出てしまいました。 専門家の意見では2週間前の行動が発症につながるとのことだった。 2週間前は自粛期間ではあったが、、、東京アラートは発令されるのでしょうかね。 さて、本日は新型コロナウイルスの影響で世界そして私たち自身も変わらざる得ない状況です。 そこで、本日はSDGsについて少し解説していこうと思います。 現在の日本をおさらい 先ほども、既述した通りですが、 新型コロナウイルス感染症の感染拡大で社会に閉塞感があります。 深刻な経済危機にある現在。 しかし、日本は、大災害に襲われながらもその都度立ち上がってきたことも事実。 コロナ後の企業について、改めて考える必要がありそう。 今回の件で、家庭貧困や健康、教育、経済など、さまざまな課題が如実に顕在化した。失業者もまだまだ増えてくるでしょう。 正直誰も予測していなかった。 100年に1度のリスクによって、生活持続が困難となり始めている今、 「持続可能な社会」の実現を目標とするSDGsは、これまで以上に注目される。 事業の継続性が問われている中、いまは企業にとってもSDGsについて改めて考えるべきタイミングではないだろうか。 SDGsを武器と防具にする時代に差し掛かったのが、2020年だと私は考えています。 SDGsは若年層にこそ認知度が高い! これは、私も驚いた結果ですが、結果から考えるとそうなるであろうな・・・という印象でした。 数字を見てます。※電通社データから数字を抜粋 SDGs認知率は全体の29.1%で、2019年調査から13.1ポイント上昇した。 中でも男性10代では26.2ポイント増の55.1%、女性20代では22.4ポイント増の31.7%となるなど、 若年層において急激な認知の高まりがみられる。 これから、未来を生きていくのは若年層。とある国際会議で、10代の少女がスピーチしたことがあります。 「これからの未来を生きていくのは、私たち。大人だけで、子供たちの未来を考えるのはおかしい!」 子供の判断基準有無については別として、子供たちも一生懸命考えており世代の垣根を越えられるのだなと、教えてもらいましたね。。。 日本が弱いSDGsの項目は? まず、前提として日本のSDGsの立ち位置を確認しよう。 SDGsの取り組みに対する評価は、ドイツのベルテルスマン財団とSDSN(持続可能な開発ソリューションネットワーク)が発表しています。 その調査によると、最新(2019年6月発表)の日本のランキングは、前年と変わらず15位。 「達成できている」と評価されたのは、17の目標のうち、わずか2つ。 【日本の弱いとされている目標】 12.つくる責任、使う責任 5.ジェンダー関連 7.エネルギー 13.気候変動 (細かい数字や各種目標の状況については、機会があれば解説します。) 4.すべての人に教育 私見ですが、この項目は、日本で達成したといわれていますが、 今回の件で如実にITやオンライン化の弱さが表面化したと思います。 要は「取り組みが遅れている目標の中にこそ、企業にとっての新たな成長のヒントがある」ということを、 お伝えできればと思っています。 SDGsの考え方が、企業を変える。 SDGsの取組みは、 企業はもちろん、私たち自身ができていないことが何なのかを示しています。 逆に言えば、今できていないことが次のビジネスモデルのヒントになるということですね。 結果、差別化を図ることができ、競争力強化や新たな成長につなげていくことができます。 その意味で、将来のビジネスチャンスのありかを、教えてくれる目標であると考えてもよいのだと思います。 さて、今回はここまでです。 次回は本内容をもう少しだけ解説していこうと思います。 それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大コラム日本の弱いところ, モデル, ビジネスチャンス, ヒント, 子供, SDGs考え方, SDGs 2020年3月の廃プラスチック輸出統計 未来の企業は何をする?PART2