情報共有 繊維産業の今後の動向 2020.12.02 いらっしゃいませ! また、日本でもコロナ増えてきていますね・・ 緊急事態宣言になる可能性も踏まえ動いていかなければいけません。 いずれにせよ、年末年始の皆様へのご挨拶をどうするか・・・ 電話やメール、オンライン会議等でやり取りをすることはあっても、 やはり直接お会いしたいな、と考えているこの頃です。 さて、本日は繊維産業関連について、共有をいたします。 アパレル含め厳しい状況が続く中、課題解決に向けた動きや 現状についてお伝えできればと思います。 それでは、行ってみましょう! 繊維から繊維へアパレル業界の転換期 早速ですが、こちらのリンクの動画をご覧ください。 URL:https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4134890.html (TBS NEWSより) この動画を見て皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。 この活動に対する世論の考えとして、いくつか紹介いたします。(一部抜粋) ①ダウンの部はサスティナブルかもですが、 古いダウンを分解するために大きいマシーンが必要。 そこに電力が必要で…電力を生み出すとなんだかんだ地球温暖化… 工場の屋根で太陽光発電していない限り、、しかし太陽光発電はリサイクルしにくい。 ②リサイクル品を、元の商品より丈夫に作ってほしい。 5年か、10年、もしくは仕直しのサービスを…素材次第では倍の値段払う。 大量消費する文化に巻き込まれたが、本当はもっとちゃんとものを大事に長く使いたい。 ➂奇麗な所しか見せない、賃金不払いしてや儲かるからリサイクルを始めたのだろう。 採算が合わなければやらないです などなど、強烈にも賛否両論あり貴重な意見と思っています。 さて、皆さんはここでどのような行動を起こしますか? 繊維産業の市場 ※循環経済新聞一部抜粋 今年の1月に提出された「繊維産業の現状と経済産業省の取組」によると、 全製造業の中で国内繊維産業の占める割合は、出荷ベース:3.2兆円(2017年) 繊維産業は国内生産の減少が大きく、事業所数と出荷額が1991年比で4分の1まで減少。 反対に、国内アパレル市場における輸入率が高くなて来ており、 国内のアパレル市場は15兆から10兆へ減少するものの、 供給点数は20億から40億と倍増している。 つまり、市場が減少して供給点数が増えているということは、 単価が安くなっていると考えることができますね。 海洋問題解決に向けた動き 今年はコロナウイルスの影響でアパレル市場は大打撃を受けています。 例えば、バーゲンなどの集客が実施できないことが挙げられ、 在庫の積み残しが多くなった。 かつ、マレーシア向けなどにおける古着輸出市場にも影響があり、 荷物がストップしていたのは記憶に新しい。 その中でアパレル業界は、在庫衣類を原料とした「布マスク」を生み出すなどして、 在庫対策および改善を繰り返していました。 海洋プラ問題の関心が高まる中、繊維製品から発生する繊維くずについても、 抑制対策を検討する動きが出ています。 改めて記載するまでもないですが、 繊維業界は「終わる」ということは決してありません。 環境保全やアパレル在庫管理、海外貢献も含めた輸出、 上記動画の国内リユース、資源の有効活用事業は国際競争で培われた技術の強みとして、 繊維産業をリードしていく可能性が高いです。 今できないことでも、やらなければ始まらない。 日本独自文化の強みが活かされる転換期であると考えています。 いかがでしたでしょうか。 持続可能(サステナブル)な繊維産業を模索し、課題解決に貢献する。 各種業界が動くだけでなく、 消費者の目線に立って自身のSDGsを達成に貢献していく時代にシフトしている と考えられます。 その時代に乗るか乗らないかは、企業ごと、消費者の自由ですが、 少なくとも、自身の子供を考えると住みよい世界にしていきたいですね。 それでは、いってらっしゃい! Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: 青山力大情報共有, コラム, 未分類パラダイムシフト, 海洋問題, アパレル, 環境対応, 繊維くず, 繊維産業, SDGs SDGs企業導入のヒント!PART3 DIC/エフピコ社協働事業体制??